基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

本家ブログ「どこへいけば苦しみを愛せる」の鉄分ブログ。日帰り旅鉄の薄口訪問記。

水のない川「玉川上水・四谷大木戸編」

江戸時代に玉川上水が引かれ、
羽村から四谷大木戸まで水路が掘られたのは、知ってのとおりです。

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しかし、都内区間のほとんどが暗渠化されたため、どこを通っていたのかわからないと思います。
特に新宿駅のあたりは完全に道路やビルが建っていたり、バスタ新宿というターミナルや、高校があったりしてほとんどわかりません。

 

新宿駅の新南口の工事断面図に、地下に埋めてある玉川上水が書かれていましたが。


その遺構を残すために、新宿御苑の遊歩道にレプリカが掘られ水が流れています。
新宿駅は現在「バスタ新宿」の地下をとおっているようです。

 

そのレプリカを見ながら遺構の残る大木戸までたどってみました。
ちなみに園内には入らないので無料で散策を楽しむことができます。

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本当の暗渠は、道路になってる甲州街道脇あたりだと思われますが、はっきりとした遺構は何もなかったです。


ただ狭い道の割に、異常に広い歩道になっているのでそこではないかと


歩いて行くと、新宿御苑の奥に当たる大木戸口の手前まで流れを見ながら歩けます。
多分、桜の季節は綺麗でしょう。

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その大木戸口手前でレプリカは終わってしまいますが、水路は現在国道20号の御苑トンネルの出口辺りまであったそうです。


ちなみにレプリカの水路に流れてる水は、トンネル内の湧き水を汲み上げて流してるそうです。


このおにぎり標識が目印です。

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ちなみにグーグルマップで辿ると、交差点近くの会社を指してしまうのが困りものです。


その交差点のあたりが水路の終点だったようで、四谷の区民センターのような建物横と、交差点を渡ったところに石碑が建っています。

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そして新宿御苑の壁に沿った暗渠っぽい盛り土が好奇心を誘うでしょう。
あとで家に戻って、「はじめての暗渠散歩」をみてみるとちょうど載っていました。

 

それによると、ここは「玉川上水余水吐跡」とのこと。
ここ大木戸には水番所が置かれてて水量調整や、大雨での濁り水をそちらの方へ流していたとか。

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この水路は壁に沿って掘られていて、千駄ヶ谷の先で御苑内の池から流れ出てる渋谷川と合流していたそうです。


大木戸のところでは柵があっては入れませんが、先の住宅地から降りることができるとあったので、訪ねてみたいです。


ちょっとした散歩にいいコースです。
大木戸の先に地下鉄丸ノ内線の「四谷三丁目駅」があります。


PART1として大木戸へたどったので、PART2は反対の笹塚の方をたどりました。
電車で10分のところを3時間かかりましたが、こちらはかなりワンダホーでした。

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代田橋を通過する時、一瞬だけ見える水路。この橋も興味深いのです。