基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

本家ブログ「どこへいけば苦しみを愛せる」の鉄分ブログ。日帰り旅鉄の薄口訪問記。

ぐで玉川上水駅と公園に残る戦争遺構

西武鉄道が30000系10周年と「ぐでたま」とのコラボキャンペーン第二弾の一環として、拝島線玉川上水駅を「ぐで玉川上水」とするイベントを開催中ということで訪ねてみました。

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実は一か月くらい前に戦争遺構「旧日立航空機立川工場変電所跡」と「玉川上水小平監視所」を見に行ってたんです。
なので「ぐでたま」の時は駅だけ見物したのですが、前にきた時の素材もあるので一緒に記事にしてしまいます。

 

ここの遺構は有名なので訪れてる人は多数いると思いますが。


ぐでたま電車」は池袋線を走ってるんですが、この拝島線玉川上水駅が選ばれたのは、3月のダイヤ改正で40000系「拝島ライナー」デビューのプロモーションも兼ねてるようです。

 

北口の看板と改札内にフォトスポット、ホームの待合室や柱の駅名標が「ぐでたま」のイラストの入ったオリジナルなものに。結構降りた人が足を止めたり、写真を撮ってたり。なかなか楽しいです。

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改札前でもぐでってます。


キャンペーン自体は今年の12月までだそうですが、この企画は期間未定になってました。

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逆光だったので看板だけ。


駅を出ればマンションの立ち並ぶ住宅地ですが、すぐ近くにのんびりスポットとしていい感じの東大和南公園があります。
その公園の奥に周囲の景色とは異世界のように建っている「旧日立航空機立川工場変電所跡」。

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ここにあった工場は飛行機のエンジンを作っていたので、当然、米軍の攻撃の対象になり3度もの空襲を受けたと。
その攻撃で100人以上の犠牲者が出たとか。

そばには、説明板とともに慰霊碑が建っています。


建物を見れば機銃掃射の跡など、一目でその凄まじさがわかる生々しい姿がそのまま残っています。
その説得力は、今は補強されて綺麗になってしまった横浜の戦争遺構駅「旧平沼駅」の焼け落ちた屋根の骨組みがあった時の姿と同等だと思います。

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どの戦争遺構もそうですが、コンクリートの寿命などで維持保存には巨額な費用がかかるため、取り壊されるところだったようです。
だけど「戦争の悲惨さを後世に伝えるもの」として、保存を求める市民の会が作られ、その努力があって史跡として残されることになったとか。

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送電線の跡。

「旧平沼駅跡」も保存の声があったみたいですが、お金の事情もあったんではないかと。


割と頻繁に内部の公開もやっているようなので、「旧日立航空機立川工場変電所跡」は「ぐで玉川上水駅」とセットで寄って見てみたい興味深い物件です。

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駅のすぐそばを流れる玉川上水小平監視所はセットで別の機会に。