基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

再開発間近の山手線名所「高輪架道橋」

こんばんは。紹介が前後しちゃって素材が溜まりまくってっます。
そんな中から、再開発で近々なくなるかもしれない山手線名所、「高輪架道橋」。

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高輪架道橋。国道側の入り口。

品川車両センターの再開発で、2020年開業をを目指して作られる品川ー田町間の新駅の候補になる場所にかかっています。
実際周辺では工事がたけなわです。


ここのグレートな点はその低さ。歩道ではもっと低いところがあった気がしますが、車道でここまで低いガードは他にないでしょう。その上、品川車両センターの下をくぐるので、その長さも特徴の一つだと思います。

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また、あまり触れられてないことですが、ここはかつて、東海道本線が海岸を走っていた場所。ガードの中の石垣がそのことを想像させてくれます。


実は結構奥深い高輪架道橋。案内では品川から徒歩でよく説明してありますが、都営浅草線泉岳寺からの方が近いです。
駅を出て、高輪大木戸跡のすぐ後ろの路地を入ると、そのガードの低さに驚くでしょう。

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どこにもある告知ですが、ここほどリアリティがあるところはないのでは。

高さ制限は1.5m。かがまないと歩けません。
頭のすぐ上を電車が高速で通過するド迫力はここでしか味わえないでしょう。

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結構タクシーが近道で使う道のようで、走ってくる車のほとんどがタクシーでした。歩道が整備してあるので見物しながらのんびりと歩くことができます。
ガードというよりはトンネルのようです。

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実際の天井の高さは途中で数センチ低くなっている点や、石垣からコンクリートの壁に変わるところは徒歩でないと気づかないでしょう。


そして天井には、ダイブしてきた車との戦いの後が刻まれています。

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ガードの出口は右の上りの直角カーブという、運転手にとってはかなりのテクニカルな道路です。

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新幹線側から見ると、その低さがよくわかると思います。

ユニークなポイントとして、近くに行ったら寄ってみるのもいいでしょう。

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ガードを抜けると再開発中のエリアです。

そんな感じです。