基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

本家ブログ「どこへいけば苦しみを愛せる」の鉄分ブログ。日帰り旅鉄の薄口訪問記。

函南町新幹線区は旅の原点と歴史ロマンが埋もれていた

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一番混む時期だけど、こだま号はガラガラでのんびり。

5月の連休に函南町新幹線区を訪ねた話を「「新幹線」という函南町の町は鉄路のロマンの起点だった」と出して書きました。

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その訪問記録で町を見下ろすのにいいところを探して高台に行ったところ、古の街道のような謎の道を見つけたと記したと思います。

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この上に古墳があるようなんだけど、他人の家でした

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壁にある「韮山往還」が始まりでした。

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そして古い馬頭観音などの石碑。

その謎が偶然か解決しました。

 

直接関係ありませんが、「秘境」とあったところに行ったら、人だらけでがっくりだったということを同じ頃に聞きました。

 

ちなみにその新幹線訪問記、個人ブログでは検索で上位に出るんですよ。業者の後に。
しかし「函南町/新幹線」なんて探す人なんてまずいないんで、pvが伸びたなんてことはないです。残念。


それはともかく、きっかけは次に「旅鉄」しに行こうと思った路線について、寄り道スポットはないかと観光関係のページを探していた時、ふと思ったことからでした。

「わからないことは現地の観光協会か町役場に問い合わせればいいんじゃね?」と。


ならば消化不良になってる、新幹線地区の地図に載ってなくて資料もない謎の街道のことを聞いてみようと。

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地図ではこのあたりで道が消滅してました。

函南町でググったら観光協会のページがありまして、親切にもお問い合わせのメールフォームまでありではないの。
取材じゃないから電話はしにくいのでちょうどいいです。

そこに、きちんと本名などを記入していたずらでないことを示した上で、
「連休に新幹線という名前に惹かれて、同地区に行ったのですが、山の上の方に韮山往還と地図にない道があったのですが、これはこんな街道なのでしょうか?」

まあ、こんな内容で。


正式な商業取材でもない、個人の質問ですからわざわざ答えてくれるほど暇じゃないだろうから、意外と忘れた頃に返事が来るんじゃないの。なんて半ば期待はしてなかったのですが、

なんと翌日観光協会の事務局長さん直々に回答を送ってくださいました。
Great 函南町

事務的でしたが、要約すると、
韮山往還は韮山と小田原を結ぶ小田原街道で、韮山と小田原の北条氏が行き来にしてた街道。
しかし地元伊豆では元祖はこちらという意識から韮山往還と呼んでいた。
同街道は箱根権現、伊豆山権現への詣でにも使われていたらしい」と。

 

北条氏が2つ?
そこはウィッキで調べてみると、確かに韮山北条氏と小田原北条氏があったという。

ということは、時代は鎌倉〜戦国時代?
またそこに引っかかるのが東海道の存在です。

今の国道1号の道筋は旧鎌倉街道の道筋で、七曲りのある旧東海道は江戸時代に開かれた道と聞いたことがあります。
この韮山往還は函南から箱根を越える最も古い道の一つではないか?

と、いうことは丹那トンネルが作られたことは「歴史は繰り返す」ことではないか?
さらに深まる疑問。

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今の東海道本線と新幹線。

もはや旅鉄の域を超えて歴史ロマンの分野へ行ってます。
ここを解き明かせば論文の一本も書けるぞ。

偉大すぎるぞ新幹線!


函南というと丹那トンネルのイメージしかありませんでしたが、それが歴史的につながっていたとなればかなりGreatではないの!

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函南駅。山間の小駅です。

そこがわかっただけでも意味のあることだと思います。ありがとうございますです。
インスタにめちゃめちゃな英語だけど、載せちゃいましたよ。

でも「第3の箱根越え」としたら解き明かしたい気持ちが。
卒論だったら徹底的に調べられるのですが。


国道1号だと箱根峠から下って三島の手前、鉄道なら丹那トンネルを出て最初の駅。

函南町へ行こう!

観光客にとても親切ですよ。

函南町観光協会HP=http://www.kannami.net/index.html


そして最初に書いた、今は情報が溢れてネットに載った時点でアウトです。「満員の秘湯」「人混みの秘境」当たり前です、
でも、そこから10分も歩いてみてください。または1駅ずらしてみてください。

当たり外れがあるけど、あなただけの場所があるかもしれません。外れても「何か」あるかもしれません、ここのように。

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新幹線区も紹介した、先人の人は皆「何もない、話の種程度」と書いてました。

ところが、偶然とはいえたまたま見つけた道が歴史ロマンだったなんて想像できませんでしたよ。
ネットに情報が溢れていても、「発見の旅」は今でも充分可能だったんです。

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