基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

本家ブログ「どこへいけば苦しみを愛せる」の鉄分ブログ。日帰り旅鉄の薄口訪問記。

下町の都電廃線跡と越中島貨物線

こんばんは。9月28日から長年の懸案だった五能線に乗りに行きます。
楽しみですが、雨と台風が心配。長期間旅行で台風直撃は何度かありますが、短期なので初の全日程降雨の可能性も。


今回と次回は下町から湾岸の廃線跡歩きです。
とはいっても行きやすいところなので、散歩気分で気楽に歩くことができます。


出発は総武線の「亀戸」駅南口。
都電38系統の跡の緑道を歩きます。

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中央総武緩行線、亀戸

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この都電の前身は「譲渡電気軌道線」という軌道線で、駅の北側の方にも路線があってそこも緑道公園化されているというので、機会があったらそちら側も歩いてみたいと思います。


緑道は亀戸駅南口を出て、駅前のR14京葉道路を渡ったとこから始まってます。
駅を出るとまさに「横丁」な昭和の飲み屋街があったり発見があります。

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高架に沿って「横丁です」って感じで並んでます。

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京葉道路を渡ったところが始まりです。

この緑道は専用軌道だったところで、レールを埋め込んだモニュメントがあったりと鉄道の面影が残ってる散歩道です。
地元の人の生活道路にもなってるようで、割と歩いてる人が多いです。

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途中にはレールを埋め込んだモニュメントの他に、車輪を展示したモニュメントがあったりします。

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沿道は「江東区です」というような下町の町並みや古い家も散見され、退屈しません。

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首都高7号線を過ぎて西大島あたりにくると、緑道は路地裏のような感じになって明治通りに合流します。

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ここにもレールのモニュメントが。

明治通りを歩いてくと小名木川を渡る橋で越中島貨物線が見えたので、明治通りを歩いて行くよりは面白そうなので川に沿って鉄橋のところまで移動し、貨物線に沿って歩いて行くことにしました。

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並行してる越中島越中島貨物線。

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そしたらなんと、都内とは思えない郊外型のマンションや巨大ショッピングセンターがあるではありませんか。
こんな住宅街に巨大マンションやショッピングセンターを建てるなんて、この辺り相当大規模な再開発をしたのか?

そう思って歩いて行ったところ、そのエリアの端にあたるところに北砂二丁目公園がありました。

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その公園の隅に車輪のモニュメンと小名木川駅の歴史の説明板が。

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車輪と説明板が。

それに1.6mという低いガードをくぐったところ、使われてるのかないのかわからない半ば廃墟と化した建物が。

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低いガードって探すと結構ありますね。

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廃墟のような建物が、敷地を封鎖してないので何かに使ってる?

封鎖されてなかったので近づいてみると「小名木川駅統合詰所」の文字が。

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しかし、人の出入りがなさそうな気配。

どうやら先の巨大マンションやショッピングセンターが建っていた土地は「旧小名木川貨物駅」らしいです。
そういえば、土地の形が駅の跡のように見えます。


しかし巨大な貨物駅だったんですね。
そういえばこの辺りの貨物線は複線用の用地を持ってます。

貨物全盛期にはさぞたくさんの列車が走っていたのでしょう。


そのまま線路沿いの道を歩いて行くと、その複線用の用地の余ってるところを利用した南砂鉄路公園という歩道になってます。

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JR貨物が線路用地を貸して作ったようです。

貨物線のすぐ脇で線路がよく見えます。説明書きには「列車に親しんでもらえるよう云々」とありました。

けど、平日一日3往復の列車じゃ、遭遇できたら運がいいって感じで親しみようがないじゃないのよ、などどツッコミを入れてしまいたくなります。

歩道が終わるあたりは軒並み更地になっています。
いずれこの辺りはマンションが林立するようになってしまうのでしょう。

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下町のあたりはこういう更地が目立ちます。

下町はこういうところ多いです。


一度明治通りを迂回して南砂三丁目交差点辺りからまた緑道が始めるのでこちらを歩きます。
こちら側は「南砂緑道公園」と言い、ここも軌道跡を緑道化したとか。

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こちらにもモニュメントがありました。

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この道の面白いのは、亀戸方面からきた場合、右側が下町的な住宅風景、左側が高層マンションが林立してる風景のギャップ。

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こちらが東陽町側。

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こちらが湾岸側。

そのマンション群を大回りしたところに大砲のレプリカみたいなものが。「史跡・長州藩大砲鋳造場跡の碑」らしいです。

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その先には東京ローカル食品スーパーながら「顧客満足度・会社成長度No.1」のOKストアが。
以前住んだところにひっそりとあった格安スーパーが、大型化して続々と増殖してるなあと。

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この辺りのマンションの食料を一手に担ってる感じ。

そんな感じでぶらぶら歩いて行くと、地下鉄東西線東陽町駅のところに出ます。

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路線はここより都心寄りの洲崎までと書いてありますが、栄代通りに取り込まれてしまったのでしょう。


ここまできたなら越中島貨物駅まで行ってしまおうと明治通り方面に歩いて行くと、珍スポットが。
なんと踏切があり貨物線が平面交差してたんですね。

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踏切と一体になってる交差点。

なんとも不思議な風景です。マンションが並ぶ街の中に非電化単線の線路が谷間のように続いています。

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マンションの谷間に単線のレールが。

江東区葛飾区、江戸川区は南北貨物線があるのも関わらず、交通がバスだけなので、なんとももったいないと思います。

マンションがどんどん建って沿線人口が増えると思われるのだから、3本しか走らない貨物線を活用できないものですけね。


貨物駅が目的なら先ほどの東陽町からまっすぐ目指した方が近いのですが、どうしても見たかった場所があったんです。
それは貨物線から分かれて新木場を目指した、東京都の臨港線。

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新木場に向かう明治通り沿いに続いてます。

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しかしそれは計画倒れに終わり未成線となったのですが用地は残っており、まるでグリーンベルトのように明治通りに沿って空き地が続いているというので。

越中島に近いのは「汐見」駅ということで歩いてみましたが、遠い…。
バス停があったので時間を見てみたらすぐに新木場方面行きがあったので「バス代行」。


新木場まで、こりゃ歩けないやという距離でした。
道端の空き地は夢の島の公園まで続いていました。


新木場から京葉線で一駅。この区間海上を通る区間が実は好きです。

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次回は有名な、豊洲方面へ通ってた東京都臨港線跡をたどります。

 

今回も読んでくださってありがとうございます。