華やかな青山・表参道の隠れたエアポケット
こんばんは。今回も町ものです。趣味性が濃すぎて素材がたまりまくってるので、さらに濃度を高めて随時記事化していきたいと思います。
今回は流行の最先端でいつ行っても人がいっぱいの、青山・表参道を空き時間で散歩した時に見つけた路地裏の部分を書きたいと思います。
金曜日の夜は表参道にLiveを観に行きました。
「チケットは当日会場で引き換え」だったため仕事が終わっても家に帰るには時間的に
無理があり早すぎましたが会場へ直行。
チケットをゲットしましたが、開場時間まで2時間以上ありました。
どこかで時間を潰さないと。
表参道へ明るい時に滅多にこないから町内一周してみることに。
まさか駅から10分以内のところに、ワンダーランドがあるとは思いませんでした。
原宿との中間にある暗渠化されてる旧渋谷川の道を歩きました。表参道がV字になっていて一番低いところにあることで、川だというのがわかります。また、他の道が区画整理されてまっすぐなのに対してクネクネ曲がっているのでわかると思います。
交差点にはモニュメントにようになっています。
暗渠の道ですがそこはがさすが表参道。おしゃれなお店が並ぶ「生きている清里」でした(笑)
道なりに歩いて行くと店が途切れ住宅街に。
歩いてる人もぐっと減りました。
まっすぐ行くと新宿御苑の方に行ってしまうので、この辺はどうかなという道を表参道駅方面に。
すると、なんか気になる路地を発見。
入って行ったところ「ここ青山・表参道じゃないの?」の
そう思う昭和的異空間エリアが。
「神宮前」の表記が表参道エリアであることを知らせていました。
何度も街歩きに出かけてるうちに、異空間を見つける「スキル」が上がったようです。
実はもともと古い家屋や建物に興味があったわけではありませんでした。ところが、TVか何かでビルに囲まれた木造家屋の一角という風景を見て「なんてシュールな風景なんだ」と思ったのがきっかけでした。
また「子供の頃、見た風景」もテーマにしてます。
話を戻して、その路地は表通りの華やかなイメージとは真逆な「昭和の下町」でした。
「どんな都会でも、こういうエアポケットな場所があるんですよ」と、嬉しくなってしまいます。
しかし、このあたりも開発の波がすぐそばまで押し寄せていました。
さすがに戦前製じゃないかという古民家はありませんでしたが、狭い道と古いモルタル家屋が並ぶ路地は、表通りのイメージとあまりにかけ離れているのでエキサイティングです。
さらに進むとさらに大物が。
まるで廃墟のような古い団地があるではありませんか。
廃墟かと思いましたが、ところどころに生活感が。
立ち退いてない住人がいるようです。
なるほど、だから封鎖されてなかったのかと。
この廃墟のような団地、グーグルさんを拡大しないと出ない「都営青山アパート」で結構大規模な都営住宅です。
中野の駅近くにある廃墟のような古い団地と同じ頃に作られたのではと思います。
位置的に表参道駅から5分くらいのところでしょう。
「何が青山の住人は生活レベルが高いだと、こんな廃墟みたいな団地があるじゃん」と突っ込みたくなります(笑)
人が住んでいるところでは敷地内に入ると不法侵入になってしまうので、中を通る公道から外観だけ写真に。
ここも「廃」な人には有名なスポットらしいです。
すでに取り壊しは始まって、半分はなくなってるらしいのですが、
立ち退かない人がいるので残ってるようです。
ここも青山通りなどを歩いていたのでは
見つからないエアポケットでしょう。
そのまま抜けて青山通りに出るとすぐに表参道の駅に出ました。
近くの、好きなのにめっきり店舗を見かけなくなったサンドウィッチの「SUBWAY」で休憩。
ここの野菜たっぷりサンドは美味しいのになんでマイナーファーストフード店になったんだろ。
思わぬ発見の散歩がLIVE前のボーナストラックとなりました。
こういう街歩きものも随時載せたいと思います。地形とか専門的なことはあんまり詳しくないので見たまま、感じたままを書いていきたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございます。