軽井沢駅から碓氷峠に行ってみた
こんにちは、多忙とトラブルにより更新が滞ってしまいました。
って、毎回書いてますね。時間は作ったんですよ。仕事と趣味用に。
ところが、契約してひと月以上も放置プレイなんて、失礼だと思いません?
今、そういうことやったら晒し者になる世の中なのに。
こういう社会常識が未だに通用しない介護業界。待遇上げろと行っても、こういう民度の低さをなくさなきゃダメだって投稿し続けてるのに。こんなところならいいやって感じだけど、お金が入ることを前提に旅行の計画や実行をしてるので困った。
愚痴っぽい前置きになりましたが、前回の続き。ついに清里旅行も最終回。
上田の別所温泉によく行ってたのに、実は小諸ー軽井沢間って未乗だったんです。
新幹線ができちゃったから。
その区間の初乗り。信州の山の中的な車窓を楽しんで軽井沢へ。
すっかり新しくなった軽井沢駅ですが、しなの鉄道は信越本線時代の長いホームの長野寄りに発着してます。
高崎側は廃線のように放置されていました。レールも残ってて、往年の姿そのままの遺構となっています。
洋館のデザインだった旧軽井沢駅舎は記念館になって保存されていますが、その前に交番を建てるなんて何を考えてるんだって。
今回軽井沢まできたのは碓氷峠を電車で下れないから、新幹線で帰ることもありましたが、もう一つ目的が。
横川の鉄道文化むらからアプトの道を歩いて、さらに軽井沢まで行こうとすると、なんと、
5〜6時間。
これを歩いてしまうツワモノがいますが、あの国道は歩くものじゃないと思います。
あのR18旧道は首都圏近辺じゃ走りがいのある道の一つ。
しかも赤城や榛名、いろは坂を超える距離と難易度の道です。
何がすごいってお兄さん、勾配自体は極端にキツくはないんですが2車線といえど道が狭いです。
センターラインを割らないように走らないと、対向車と熱いキスで大破のリスクが。
でも本当の難易度の高さはカーブの多さ。最後のカーブが184だって。
走っててもう許してって気分になります。
しかもそのRが小さい細かいカーブだから左右に切り返しの連続。まっすぐ走らせてくれませんし、ペースが上がらないので実際よりも長く感じました。
そんな難路ですから、南側に広いバイパスが作られてほとんどの車は走りやすいそっちを通っています。
それでも旧道はしっかりR18。私は観光地化する前に眼鏡橋や新線のあとが見たくて2回走りました。
嫌になるほどの走りにくさにもう通りたくないです。
その碓氷峠、難所と言われてますが普通の峠のように登って下るのではなく、
自然の不思議で他のルートも含めて長野県側が台地状で標高が高い片登りの峠なんです。
実は軽井沢からだと緩い登りで2キロくらい。
軽井沢側は歩いて行けちゃう距離なんです。
横川から歩いて登ったツワモノの記事は結構ありましたが、軽井沢からのは見当たりません。
横軽の旧線は軽井沢まで残ってるようですから、見てみようと。
駅のとこはグレーゾーンを歩いて行くことになりますが、駐車場だから問題ないでしょうと。
車止めのとこから元構内を歩きます。架線柱だけは残っている不思議な景色。
駐車場の隅から先を見ると、レールと架線注がしっかり残っています。
線路に完全に沿った道はないので国道を歩いて、線路跡に行けるところだけ行ってみました。APAホテルのあたりから先は住宅地になります。
扉のある管理用の踏切が。モジャモジャになった警報機が残ってたので、元からあった踏切でしょう。
さらに歩くと住宅地が終わって山に入ります。
登り坂になったところで。碓氷峠のトンネルに向かう新旧の線路が。
2つの線路をまたぐところがトンネルの入り口のようで。
旧線はしっかり架線が貼られていて、今も生きてるように見えます。
そこからさらに軽い登り坂を歩いた、石碑と県境標識があるとこが碓氷峠。
はっきり言って展望がいいとか、見どころがあるとか
そんな派手さのないただの坂のてっぺんです。
でも横川から登ってくるのがあまりに厳しい道なので、ホッと一息つく場所になってます。
道は、峠を境に狭くなって急な坂とS字カーブを描いて下って行きます。
横川側と違って遺構がそのままの状態で残っているのが魅力ですが、
気軽に歩いて行ける場所なので、時間が空いたら散歩気分で訪ねられます。
歩いてきた道を戻って、軽井沢にきたら必ず寄る
「茜屋コーヒー店」でアイスコーヒーを。
新幹線に乗れば1時間で上野でした。早いですね〜。
小海線編は今回で終わりです。今回も読んでいただきありがとうございます。