次は歴史に埋もれた横浜市電保存館へ
こんにちは。先日、梅を見に行きました。
ようやく活動しやすい季節になったらいいなと思います。
春先は雑草と虫がいないので、水辺活動と廃線跡を見に行くに丁度いいと思います。
更新間隔が空いてしまいましたが、都電のおすすめ保存公園を訪ねた時の話と思いました。
が、しかし、書き方が悪かったのか意外に不振。
なので一部内容を変更してお送りします。
覚えられないくらい路線が多くて歴史のある都電ですが、実は包括して見物できる施設がないんです。
けど、住宅地の公園などにさりげなく静態保存されてたりします。
一覧を書いているサイトもありますので興味のある方は。
個人的に「ここがいいと思います」って場所を挙げてみると、
シリーズ次の場所として、歴史でしか知らない未知の領域「横浜市電」を。
廃線跡がないか、グーグルさんやミニコミサイト「ハマればcom」で探しました。
どうもほとんどが幹線道路に併用軌道だったらしく跡形もなくなってる様子。
しかし、横浜には「横浜市電保存館」という、市電に特化した博物館があるとか。
これは行ってみるしかないでしょう。
場所は根岸線の「根岸駅」。歩いても15〜20分くらいですが、直行のバスがあるので便利。
基本的に親子連れの施設ですが、みる人見ればはディープです。
何よりすごいのは展示してある電車の数々。
どこにしまってあったんだという古いクルマを始め、全形式があるんじゃないのと思う種類の多さ。
車内に入れる車両は、オリジナルどおりにキレイにしてあり、中にいるだけでも味わい深いです。
木張りの床に白熱灯なんて激レア車両もありますから。
あとレプリカですが、「お祝い事」があった時に走ったという名物の「花電車」も。
それと見所は当時の路線図と、横浜の街の歴史に絡めた絶滅までの歴史。
路線図を見ると、当時の市内をカバーしていたのがわかります。
今はその経路を市バスが走っているようです。
あと、読めるのが現在の鉄道駅と離れている場所に、突然出現する商店街がある理由がわかります。
道路と貨物線しかない本牧に行く路線は、残ってたら便利なのにと思いました。
あと、定番のジオラマ、コレクターの方が寄贈した鉄道模型の展示。
特に、現存車が1台もないデッキ付き旧型電気機関車は見ものだと思います。
じっくり見てると時間が経つのを忘れてしまいそうでした。
入り口への通路には「戦争遺構」の「横浜空襲時の穴の空いたポール」。一見の価値ありです。
ひとしきり見終わったあと、館内の展示で知ったほぼ唯一の専用軌道だった「第二山手トンネル」を見に行きました。
石川町と意外と近くだったので。
今は環状道路の一部となっているトンネルでここだけ上下線が分かれています。
関東大震災の復興建築物というので、石積みのトンネルかと思いました。
ところが意外、第二トンネルはキレイにしてあり一見わかりませんでした。
完全に道路になっているので「そう思え」物件ですが。
また、そのトンネルの上下線が合流する交差点の角が、市電麦田車庫跡です。
敷地は福祉施設になってますが、石碑があるので合わせて見に行くのもいいでしょう。
さらに先に現役時代そのままの橋「打越橋」があるそうですが、自殺の名所らしいので「それはやだなあ」とパスしました。
電車の静態保存車両は野毛山公園とかにもあるそうです。
博物館というので朝早く出たおかげで川崎にも行けそうだったので、鶴見線「浜川崎」へ。
以前、記事にした「現存する唯一の川崎市電の電車」を見に行けました。
次回は川崎編です。
今回も読んでいただきありがとうございます。