伊豆箱根鉄道で名水を訪ねる
こんばんは。前回はVer.1の時に誤字だらけでご迷惑をおかけしました。すみません。
PCの自動変換がかなりダメの助の上に、校正が甘かったです。夜中に書いてはいけませんね。
なので訂正と一部書き換えを行なって現在はVer.2でUPしてあります。
やっぱり未完で終わるのも気分が悪いので、大雄山線訪問記を。
国府津で御殿場線をコンプリートして、オプションで小田原に向かって伊豆箱根鉄道大雄山線もコンプリートしました。
小田原で一日乗車券を買ってパンフをもらって出発。
大雄山まで往復するのと同じ値段なので、1回途中下車すればお得になります。
実はこの路線に寄ることにしたのは、記録よりも西武の赤電カラーの電車が走ってるというのがありました。
折り返し路線なので、岳南電車の時と同じように寄り道ポイントを探すのを兼ねて終点まで乗り通しました。
小田原の市街を出ると田園風景の郊外電車といった風情です。
のどかな風景の中を淡々と走って、終点の大雄山へ。
この駅、駅舎が「関東の駅100選」にも選ばれた、三角屋根が特徴。
駅前広場には金太郎像があります。
路線の名前にもなってる大雄山へはここからバスで10分くらいとのこと。
小ぶりながら車両基地もあります。
それより驚いたのは、イチオシ観光地の大雄山への入り口駅というよりはニュータウンの駅のようにスーパーや商業施設が整っていたこと。
住宅も密集していてこの辺りの中心のようでした。
また、水が豊富なようでいたるところに水路があり結構な量の綺麗な水が流れていました。
大雄山へバスで行くのがスタンダートなコースみたいでしたが、「お寺めぐりはちょっとなあ…」とパス。
代わりに水辺好きなので「清左衛門地獄池」という湧水が気になったので、そこに寄って見ることにしました。
最寄り駅の「富士フィルム前」も気になったし、駅から15分くらいとあったので。
一つ戻った「富士フィルム前」で下車。ここは無人駅ですが、しっかりした駅舎もあるしそれなりに住宅もあるところです。
降りたはいいけど、案内板が不便で駅前を出て山側にまっすぐとありましたが、それからどういったらいいかわかりません。
狩川を渡ったところで富士フィルムのプラントが見えたので、ちょっとのぞいてみようといったのがさらにまずかったです。
地図を見て信じる方向へ歩くといった感じになってしまいました。
彷徨ってるうち、山の斜面に団地が。
こんなところに団地なんてあったのかと思いましたが、そこは富士フィルムの社宅でした。
しかし、どうも半分くらいは使われてないか空き家。
通り抜けてみてわかりましたが、社宅で集会所など立派なものはあるんですが、団地のように中に生活用品の店がないし、近くにもスーパーとかないんですよ。
買い物に行かなければならなければ、大雄山か小田原に出るしかないという不便さがあるせいでは。
多分、そこに勤務する人は小田原か大雄山の方に住んでる方が多いのでしょう。
どこをどう歩いたかわかりませんが、なんとか案内板が見つかったので目的の「清左衛門地獄池」にたどり着くことができました。せめて駅に地図くらい書いておいて欲しいよって感じです。
神社になってるそこは、さすが「名水百選」に選ばれただけあってとてもキレイで透明度も高いです。
富士フィルムを始めとした工業用水の水源になってるためか、柵で囲ってあり水にはさわれませんでしたが。
池の周りをぐるりと遊歩道で周れるようになっており、人口なのか天然なのか小さな湧水の滝がありました。
ちょうど新緑の頃だったので、水面に木が映ってステキでした。
B級スポット的なこともあって静かでのんびりできました。
帰りはきた道をまっすぐ、駅に向かうとあっけなく着いてしまいました。迷った苦労はなんだったんだって感じ。
小田腹に出て、東京行きに乗って帰路につきました。
伊豆箱根鉄道といえば、一日目、大葉から三島に出るとき駿豆線を使いました。
こちらは修善寺へ行く東京からの特急「踊り子」も乗り入れてる路線。
アニメの「ラブライブ」の舞台になったとかで、キャラが大書してあるラッピング電車で三島に出ました。
三島も湧水が有名なところなので、しばし水辺めぐりをしました。
今回も読んでくれてありがとうございます。
1泊2日、近場でしたが盛りたくさんの旅になりました。
水辺と廃線跡訪問は虫や雑草がない時期じゃないとダメなんですよね。