青梅線で涼を求に行ったら大汗かいてハイキング
こんばんは。台風が西日本から列島縦断ツアーに近づいてますが、東京は静かです。明日はひどくなるのかなという感じですが、この台風が通過したらすっかり秋になりそうな感じがします。
そんな時期ですが、7月の暑くてたまらない時に涼を求めてバイクでよくツーリングに行った奥多摩へ行きました。
とはいえ、今はバイクがないので奥多摩湖までは行けないので、電車で行ける範囲で高いところはないかと考えました。
そして900mの御岳山なら涼しいんじゃないかと。またツーリングではまっすぐ奥多摩や檜原へ向かってしまっていたので行ってみたかったこともありました。
実は御岳山のケーブルの駅までは、青梅線の御嶽駅からかなり離れていました。そのケーブルの駅まで入ったことがなかったんです。どういうところなんだろうという興味もありました。
家から青梅線青梅までは、拝島まで西武線で出られるので意外と時間がかかりませんでした。
拝島から青梅までは見慣れた中央線の電車。東青梅の手前で単線になって、青梅街道が踏切になってるのも変わっていませんでした。
青梅線自体は、まだ奥多摩からの石灰石貨物列車が走ってた時代にコンプリートしてましたので、貨物列車がなくなってからは広い構内が寂しかったです。
青梅からは4両編成の奥多摩行き。並行してる青梅街道は何回も走った道ですが、線路の方が高いところを通っているので新鮮な車窓でした。
青梅線は青梅を出ると無人駅が続くローカル線です。山肌に張り付くように走る電車は充分旅気分になれます。
そんな気分になったところで下車駅の御嶽駅。駅舎が渋いので有名です。
しかし、駅からケーブルの滝本駅へ向かうバスは連絡時間が短いので、急いで乗り換え。
そのバスですが、駅まで10分くらいですが、そこで田舎の「車で10分」の遠さを感じたりします。
都内なら無理すれば歩けない距離じゃないんですが。
1.5車線で急坂・カーブの続く難路ですが、さすが走りなれたバスの運転手ですね、軽快に走って麓の滝本駅へ。
ここの御岳山ケーブルカーは初乗り。
説明によると勾配が日本一とか。
30度くらいありそうなところをゴトゴト登って行きます。この独特の乗り味が普通の電車とはまた違うので味があります。
路線の真ん中で下りとすれ違って「よじ登る」感じで山頂駅に。
電車をよく見るとこのケーブルカー、京王グループだったとは初めて知りました。
御嶽山駅を出るとさすが山です。涼しいです。きてよかった〜と思って展望台に行くと都内の方まで見える展望のよさ。
ここでも充分満足できますが、やはり山頂まで行きたいところです。
ちょうどリフトがあったんで上に行けるならと乗って見ました。
実は普通、ケーブルやロープウェイで登って、さらにリフトってパターンですが、出口から歩いていくと下から登ってくる道と同じところに出たんですね。
歩いて山頂まではよくあることなので、ケーブルで登ってきたし高尾山くらいだろうなと思ったのが大間違いでした。
実はそこからが長かったのです。しかもずっと登り。
上の方に旅館やお土産やさんが並ぶ集落のようになっているところがあり、そこを抜けます。
えてしてあることですが、山の裏側から上に住む人のための狭いけど車道があるものなんですよね。
道を歩いてると御嶽山YHがあり、ここにユースがあったんだと思ったり。診療所の出張所が珍しかったり。
上り坂を登り切ると広場みたいなところに出ました。
これで終わりかと思ったら、神社の階段が果てしなく上に続いているではありませんか!
ここまでで涼みにきたはずなのにもう汗だく。でもここまできたら頂上まで行かねばと思うから不思議なものです。
ビショビショのTシャツ姿で息を切らしながら山頂の神社へ。
着いた時にはヘトヘトでした。
まだ16時過ぎですが、閉める作業に入っていました。
お賽銭をして水分補給をしながら座り込んで汗が引くまで休憩。こ、こんなはずではなかったのに。
のんびりして汗が引いたところで下山。神社もいつしか閉まってましたが、通ってきたお土産やさん通りも店じまいしてます。早いですね〜。
夕方にカナカナセミの鳴き声を聞くと「山にきたなー」と思います。
録音したんだけど、ファイルがどこに入ってるんだ?
下りのケーブルカーは展望が抜群。
スムーズにバスに乗り継いで御嶽駅へ。
時間があったので駅舎をよく見ると確かに素敵です、
また、そばの御嶽渓谷も素敵でした。
涼みにきたはずが汗を流してのハイキングになってしまいましたが、それはそれで楽しめたかなと思いながら帰りの電車に揺られました。
今回も読んでいただきありがとうございます。