基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

歴史に埋もれた名列車…急行・利尻

こんばんは。多忙より更新が思うように進まないので今回もショートショートを。

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今では信じられませんが、札幌より稚内、網走、釧路、函館へ向かう夜行列車があったんですよ。
その中の稚内往復の「急行・利尻」。

写真は最後の姿、キハ400に寝台車スハネフ14を併結した、気動車+寝台客車という北海道だけにあった編成。
下りは札幌2200ー稚内600で利尻礼文フェリーに接続してました。

そのため、客車時代、北海道旅行ブームの時はB寝台、指定席、自由席それぞれに増結車が連結され、8両という本線クラスの編成の時がありました。それでも満員でカーペットカーがついたことも。

荷物車連結時代は、札幌の次の苗穂で郵便荷物車を連結して、真っ暗な宗谷本線をのんびりペースで最北を目指したのでした。
その終点の稚内に着く前、抜海の丘を越える時、晴れていれば早朝の利尻富士が車窓に見えたのでした。


今も残っていれば、札幌に22時までに着くように羽田を出れば、翌日の稚内港700のフェリーで午前中には利尻、礼文に上陸できるんだけどなと思います。


道東や道北の夜は寒く、札幌を出るときに入れてあった冷房が寒くて停車駅でホームに出たんですよ。
そしたら外の方がもっと寒かったという思い出があります。


今回も短編でしたが、読んでいただきありがとうございます。