基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

非常事態宣言発令〜首都LOCKDOWNされたら・練馬区西大泉町

こんにちは。ついにコロナさんのせいで非常事態宣言が出ました。
ライブは全部吹っ飛ぶは、ダイエットも兼ねた出歩きがしにくく息苦しい毎日です。


実は今回からの「首都LOCK DOWNされたら」、時期ものなので親(A)ブログと同時進行させるつもりで、写真やアメブロでは文字数や写真の点数の都合で入らなかった部分の補足。そして親ブログでは不評な、川の旅の部分「黒目川の部分」を加えたシリーズを書いていきますのでヨロしくお願いします。


ついに世界征服を達成したコロナさんのおかげで、「非常事態宣言」が出てますが、その前に「首都LOCKDOWN」の噂が流れました。

東京で働く人のや物の流れからいって、できるわけないじゃんと思いましたが。

でも、そうなった時にここはどうなるのだろうと、投稿や地図を見て思った場所がいくつかあります。どこも興味深い場所なので、散歩して見に行きました。


まずは、「埼玉の中の東京」練馬区西大泉町
文字どおり飛び地で埼玉県新座市に囲まれた、住宅地の中の一部分という不思議な場所。

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水色の枠で囲まれた練馬区の飛び地です。


ここは地図好きには結構知られている場所です。
なので先人の訪問記がいくつかありますが、やっぱどんなところか自分の目で歩いてみたいところです。


大泉学園から西武バスが近くを通ってますが、グーグルさんにナビをしてもらったら歩いて行けることが判明しました。
ならば運動も兼ねて(建前はウォーキングなので)徒歩で行くことにしました。久々に降りる大泉学園駅は、くるたびにアップグレードしてる感じです。

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エントランスまでできていたとは。。

大泉すみ時代は。ほとんど家と介護施設の往復でした。なので大泉インターのそばに湧水があるとか全然知りませんでした。それと同じで駅の反対側は未知のエリアでした。

とはいえ、白子川に出るまでは住宅の中を歩いて行くので取り立てて何もありませんでした。
白子川を見ると「随分キレイになったなあ」と。水量は決して多くありませんが透明のサラサラした水がキレイです。

不気味な色の水が流れていた時代を知ってるので、多摩地区のどの川も遊べるるくらいキレイになってるのは気持ちのいいものです。
カモや白い鳥が気持ちよさそうに遊んでいました。


先の方を見ると大きな口の暗渠からもキレイな水が流れ込んでいます。
調べたら支流の大泉堀だそうです。

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その蓋がよく整備された遊歩道になっていました。
ナビは並行する道路でしたが、ほぼ同じルートなので車の走らないこちらを歩きました。

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車道の交差点名が「なんとか橋」だったり、暗渠化されたのが比較的新しいのか家の向きが道路の方を向いていました。


気持ちのいい散歩道という感じの暗渠道を歩いて行くと「丸山東橋」交差点近くで2つに別れていました。
いかにも暗渠然とした道を行きたいところですが、地図で見ると逆方向の「ひよどり児童公園」近くで消えています。

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2本に分かれていた「ひよどり児童公園」へ向かう暗渠道。

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お品書きがあるので寄り道はやめて右側の暗渠道に入りました。
今までと違い蓋暗渠で周囲の感じも「いかにも」という感じ。

入るとすぐに雑木林の公園があったので一休み。
小規模ながら竹やぶがあったので水源があるかと思いましたが、竹林だけでした。

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水分補給して先に進むと、なんと行き止まりの看板があり、小学校の裏口で終わっていました。
完全な袋小路で住宅が詰まっています。

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小学校の裏門。抜け道なしの完全な袋小路でした。

並行する道路に出るには入ってきた交差点まで戻らなければなりました。
戻ってナビどおりの道を歩いて行きます。


時折ある畑と西小泉の地名が練馬区の端にきてることを教えてくれます。
実は、練馬区と埼玉県新座市の境は川とかなく繋がっており、大泉学園方面のバスに乗ってると、いつのまにかすぎてるって感じなのです。


住宅の間を抜けると工事をしてるところがあり、右に路地があって短い下り坂になってました。
坂を下り切ると「新座市」の表示が。

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坂の下のミラーには「新座市」と。

坂の上にある、右に入る行き止まりの路地が県境の感じ。
並んでる家の住所を見ると「練馬区」、道路には2種類のマンホールが。

 

辿って行くと5軒目くらいまでは練馬区でしたが、突然新座市の住所に。
家と家の間に都県境が。本当に微妙な場所です。

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一方反対側は工事現場の端っこが都県境のようです。


そうなると目指す「練馬区西大泉町」はすぐ近くのはず。
坂を下りたところにある住宅の集まってる中を通り抜ける道の1本の両側が探していた「練馬区西大泉町」でした。

都県境から200mと離れていません。

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この両側の家が練馬区です。

 

左側は建てなおしたのか新しい家。右側が、元からあった家のようです。
この両側の家が「東京都練馬区西大泉町」。


ややこしいのは奥の道が境ではなく、一番奥にある並びの家は「埼玉県」。
さらにもう1本先の道に2軒「東京都」という複雑さ。

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ついでに言えば東京都所属の家の車は練馬ナンバー。ややこしい。

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特に目立つ家もないのですが、ここにきた記念&証拠に写真を撮りまくってました。
同じ区画をぐるぐる回って写真を撮りまくってるものですから、かなりの不審者に見えたのでしょう。


なんでこんなに妙なのか調べてみましたが、歴史的に領土紛争があったわけでもないようです。
そのためこの飛び地ができた理由もはっきりわからないようです。
(一説には初めて登記をするときに間違えたとか…)


ゴミ処理など分担したりと公共サービスが非常に複雑なこともあって、練馬区新座市新座市編入することで同意してるそうですが、該当部分の住人全員の合意が得られないためこのままになってるとか。


うーん、この中途半端さをそのままにしておきたい気持ちはわかりませんが、ヒントとして「ひばりヶ丘駅北口と南口」の差でしょうか。

あそこも新座市西東京市が隣接しており、南口は東京都なので家賃が北口に比べてかなり高いということを聞いたことあります。
北口は100mも行けば新座市で家賃相場がかなり下がるのでお得だと。


そういう資産価値の関係でしょうか。


こんなところかとわかったら長居するようなところでもないので、先に進むことにしました。


次は散歩っぽく湧水のある公園に寄って黒目川を見ながら東久留米から秋津を回って、お品書き・2の埼京線「浮間船渡」へいこうと思います。

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戸田市が浮間公園へ張り出していて、埼玉県民は荒川を泳いでしかないという場所。

西大泉町から東久留米駅までの「川の旅」は、「親(A)ブログでは割愛してる」ここだけのエピソードになります。

 

新秋津から武蔵野線で。

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浮間船渡は埼京線の駅です。

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今回は鉄道ものではない、珍スポットものでしたが読んでいただきありがとうございます。