基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

1986年夏休み「国鉄」乗リ歩きの旅・5「急行ニセコ」

こんばんは。シリーズの続きです。
コロナとかあって実家に帰ることができなくなってる関係で、当時の写真を探せないので文章ばかりになってます。

ありものや、ネットから拾ったりとしてますが。
写真は、見つけたら随時足していきます。それと今後の連載の仕方についても、切れ目になるので最後に書いておきます。


いよいよ北海道へ上陸。函館駅から北の大地の列車へ乗って道東へ向かいます。
連絡線から乗りついだのは、昼行なのに客車列車の札幌行き急行ニセコ

客車4両に3両の荷物車を連結した、「急行荷物列車」って感じ。

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函館駅のカーブのかかったホーム。いつものように紙焼きおこしなので画像が荒れててすいません。


ニセコの自由席で売店で買った「カニずし」を食べているうちに、14:55定刻に函館を発車。
車内を見回すとガラガラ。席が埋まるくらい乗ってた去年に比べてかなり少ない。

この日の同じ時間は特急北斗に臨時すずらんと札幌に早く着く列車が多いせいだろうか。
こちらは函館本線小樽回りの(山線)軽油の分2時間は開けられているから。


架線柱が立っている。いよいよ江差線の電化工事が始まったのか。五稜郭を過ぎると草むした広大で多数の側線持つ貨物駅の一部に何やら分からないが予定地があった。

七飯から下りのみの藤城線(現在は貨物列車しか通らない)をいき、トンネルを出たところでに山軽油の本線と並行。大沼駅で交差し大沼公園で停車。途中下車したいくらいキレイなところを通るので降りたくなるが、予定があるので我慢。

大沼公園を出ると大沼国定公園お中を走るので車窓が素晴らしい。右に大沼ある大沼のそばを通っていくと、晴れていれば駒ヶ岳が森のそばまでくっきりと見える区間

駒ヶ岳山麓の高原を通り海辺の駅弁で有名な「森」で海岸線を回る「砂原線」と合流。有名な「いかめし」を買いたいけど、まだお腹が空いてないし、ホームに売ってる人がいないのでスルー。

森を出ると内浦湾沿いの直線が多い区間を快走。どこまでも続く直線が一番前の車両の睡魔から見える。

7月29日 101列車急行ニセコ編成
函館14:55-札幌20:37

札幌方先頭
 DD51-1066(函館ー長万部)、DD%!-!!36(長万部ー小樽)、ED76-506(小樽ー札幌)
 4ースハフ14-561 指定席
 3ーオハ14-537
 2ーオハ14-526 
 1ースハフ14-551
マニ50-2188
スユ15-2014

乗ったのは3号車オハ14ー537


海沿いをR5と並んで快走していくと、カニめしの看板が目立つようになったところで「長万部」。
ここで機関車交換のために10分止まるので、機関車交換と、荷物、郵便の袋がおろされます。

ホームでは「長万部名物のカニめし」の立ち売りが出てました。
ここまで牽引してきたDD51-1066が去っていき、入れ違いにDD51-1136がゆっくりとやってきて客車と連結。


函館の時、荷物車3両と書きましたが、よくよく見てみると荷物車1両と郵便車1両と身軽な編成。
そのため前回は長万部から先はDD51重連でしたが、今回はDD51単機で山越えをしました。

長万部を出ると本線は室蘭本線なのか、ローカル線が別れるように左へ、線路は単線に。
急にローカル線に入っていった感じです。


キツイ上り勾配になり、スピードがめっきり落ちながら山深くなりつつ高度を上げていきます。
函館本線長万部ー小樽館は「本線」といってもローカル線のような感じになります。

5つの峠を越えるため駅間がやたら長くなり、その駅の周りも人がほとんど住んでないという区間
駅の周りにポツポツと家があるくらい。


名駅の手前にあって廃止された「旧上目名」駅跡を見ようと熱郛を出て注意して車窓を見てるとトンネルを出たあと、ホームとレールがあったらしき広がりがありました。この辺が峠の一つです。すぐにシャルターに入るので一瞬でしたが。

目名で旧型客車の普通42列車と交換。向こうは意外に乗っている感じ。


羊蹄山が見えてきて盆地のようなところに降りてくると「倶知安」この辺では一番人口の多いところ。
一番線には廃止対象の胆振線の列車が止まっていました。

再び山越えになり、倶知安峠を超えてかつて「岩内線」が分かれていた小沢へ。
その頃には外は薄暗くなってきており、夕暮れのローカル線を走る列車の雰囲気。

小沢を出る頃にはほとんど真っ暗になってました。車窓が楽しめなくなるとちょっと退屈。


19:50小樽に到着。ここで機関車がED76にチェンジ。10分停車なので見学。ここかエアは海沿いを走っていってる恥ですが、真っ暗で何も分からず、執着の放送が流れて定刻に札幌に到着。


9。インターバル・札幌


札幌についても行程は終わることもなく、ここから続けて夜行急行の「まりも」で釧路を目指します。
ニセコ」で到着した同じホームから22:00に出るのだけど、すでに荷物の列が続いている。

座れなくなるのは嫌なので、駅から出るのをやめて連絡線でもらったお弁当を食べる。
はんたんがわのホームには、稚内行きの夜行急行「利尻」が増結車を何両もつけて通常の倍はあるんじゃないかお思う編成の長さで入ってくる。


そちらも自由席にはすでに長い行列ができており、入線と同時に自由席車はほとんど埋まりました。
ふと、稚内へいくのもいいかもなと考えてみたり。(ワイド周遊券なのでいきなり行き先を変えても大丈夫)

21:20に稚内に向かって出ていくと、次はまりもかと思ったら22自発の小樽行き普通が。

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22時に出ていくとようやく「釧路行き急行まりもが入線します」の放送が。22:20なので長距離列車なのに入線から10ふんは短くないか?

後ろに多人数続いているので、手近なところの自由席を確保して写真を撮ったりしたら、すぐに発車となったのです。

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長い2日目がもうすぐ終わろうとしてます。明日からが実質旅の核心となります。
今回は急行ニセコの乗車記となってしまいました。


筆はこの旅行記、原稿はノート1冊に小さな字でびっしり買いてあります。(我ながらよく買いたなあ)
今のペースでも3〜6ヶ月かかりそうなので、その間に他の話題を入れられないのももったいないので。

今年の後半分がいくつも溜まっています。
そこで、切れ目ごとに新しい記事を挟んでいく2路線乗り入れでやっていくことにしました。


おそらく来年1回目は今年の話題から始まると思いますが、よろしくお願いします。
今年1年ノロノロ運転ながら読んでいただきありがとうございます。

来年もよろしくお願いします。