基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

1986夏休み「国鉄」の乗り歩きの旅、第2幕・1「急行まりも」

こんばんは。「2019金沢旅行」が長い時間がかかりましたが完結。
更新間隔が開ける必要ないのに開いてしまいましたが、「1986夏休み「国鉄」乗り歩きの旅」の第2幕を。


またテキストオンリーの記事になってしまいます。


函館から「急行ニセコ」で札幌に着き、今度は「急行まりも」で釧路を目指しました。
今夜の宿は自由席です。

mikimoto7.hatenablog.com

 

7月29日。22:20に札幌駅を発車するとすぐ車内放送が入りました。車内は満員。私が乗った車両には入ったばかりの飲み物の自販機が置いてありましたが、通路まで混雑してるので買って飲めなかったです。

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走り出したと思ったら、隣の「苗穂」に運転停車
編成の後ろに荷物車を連結s流ためです。でも停車したところはホームのある線路じゃなかったです。

連結作業のため10分とまり再び発車。次の停車駅は千歳空港(現・南千歳)。空港最寄駅のためか結構な乗車があり通路に立つ人まで出てきました。

私の隣には札幌から乗った北海道に写真を撮りにきたという社会人の人。なんでも北海道の路線はだいぶ前に全線乗ってしまったというからすごい。わざわざ、広尾線の「愛国」の切符を買うために新得まで乗るって言ってた、

真っ暗な中を走って、次の「追分」。ここは広いばかりで特に何もないところみたい。停車時間を使って編成の車番をメモ。

7月29日 413列車 急行まりも、釧路行き。
札幌22:20ー釧路610

釧路方
DD51-5081
7号車 スハフ14-505
6号車 オハ14-507(乗車車両)
5号車 オハ14-508(指定)
4号車 オハネ14-504(Bネ)
3号車 オハネ14-508(Bネ)
増2号車 オハネ14-505(Bネ)
2号車 オハネ14-511(Bネ)
1号車 スハネフ14-507(Bネ)
    マニ50-2188(荷物)

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追分を発車すると次は狩勝峠を越えた新得なのだが、距離的にも時間的にも長いので途中で運転停車があると思ったらノンストップだった。これには驚いた。しかし、列車のスピードは時間を稼ぐようにゆっくり。

新得に到着です」と車内放送が。時間は2時前。(途中下車客のため自由席のみ夜中でも車内放送があった)夜中の車内放送は初めてなので結構驚き。

2:01新得着。25分停車。しばらくすると反対側に札幌ゆきの「まりも」が到着する。隣にいた人は降りて行ってしまった。
向こうの列車も混んでいる。この時期、北海道内の夜行列車の自由席はどの列車も混んでる印象。

2:26新得を出る。ここから先はいつしかうとうとしたようだったが、目を開けると帯広に到着するとこ。帯広を出ると池田に3:56着。さすが道東、うっすらと明るくなってる。ほんとにこっちは日の出が早いんだ。


池田を出て町が見えなくなると原野の風景。ここまでくるとやっと地の果て感を感じる景色が広がるが、浦幌を出ると山越えに入ってしまう。こんなところに峠越えがあったんだ。スピードがすごく遅くなりゆっくり登りを走っていく。

峠のトンネルの中で下りになり、スピードが上がった。森を出ると海が見え出した。今日の海は波が高く荒れている。すっかり明るくな理、空ははれ。今日も天気が良さそう。海から照りつける朝日が眩しい。今日も寝不足になりそう。


内陸に入ると、広大な湿原の原野に目を奪われる。この風景が見たかったから道東へきたんだって。


しかし早朝から起きた上に、札幌で酌量調達ができなかったので尾長が空いた。
しかし、食糧調達をできる駅はないので、結局終点の釧路まで空腹を我慢することに。


遥か先に工業地帯のようなものが見え、それが近づいてくると釧路が近い。
長い釧路川を渡るとこで釧路到着の車内放送が。

市街地に入ると、今までの原野が嘘のように大きな町。ずっと町らしい街のないところを走ってきたので、余計大きな街に感じた。


定刻6:10釧路駅の1番ホームに滑り込む。
この日最初の標津線根室標津行きは、到着ホームの向こう側。

6分接続なので急いで階段を上って隣のホームのディーゼルに乗り込んだ。


この日は標津線に乗って根室に向かう、この旅の最初のハイライト。
この先はすごく長いので、今回は「急行まりも」だけにしました。


今回も読んでいただきありがとうございます。