基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の日帰り旅鉄薄口日記

懐かし列車シリーズ・MOTOトレイン

こんにちは。せっかくの連休だってのに極寒で旅行もできず。
近所のローカルな話ばかりなので、合間に昔乗車した本に載らない懐かし列車でも書こうと思います。

季節外れですが、夏が来れば思い出すのが、上諏訪夜行とMOTOトレインです。
それなんぞや、というか知ってる人は昭和世代です。


まだ北海道新幹線がない頃、空前の北海道旅行ブームがありました。
夏休みとなれば、観光地に向かうローカル線はラッシュ並み。北斗星はプラチナチケット。人気の宿は6月くらいに抑えないと予約が取れなかったという。

北海道をバイクで走りたいから二輪の免許を取ったって人多数。
しかし、バイクの場合フェリーなんですが船のバイクの固定数が決まってる関係上、これまたプラチナチケットだったんですね。

なので、「チケットを取れた日が出発日」なのでした。
そんな時代に、九州に向かう今はなき浜松町の貨物線から貨車に車を乗せて、お客はA寝台車でゆっくり列車の旅という「かートレイン」の応用で荷物車にバイクを乗せて、ライダーは寝台車という「MOTOトレイン」が誕生したのでした。

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しかし、バイクを荷物車といえ列車に乗せるノウハウは国鉄にはありませんでした。
そこで、フェリーの固定方法の応用のためにフェリー会社にノウハウを習ったらしいです。


思い出してみれば、このころの国鉄って妙な企画列車を色々走らせていましたよね。
かートレインやMOTOトレインとも実験的な期間限定なのに、専用の車両まで用意したんですから。

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フェリーより天候に左右されず、北海道までの時間がかからないのがウリでした。
弱点は北海道の入り口が函館で午後になってしまうという点でしょうか。

所要時間の短さは大きな魅力だったようで、登場と同時にプラチナチッケットという大人気。
私はブルートレインとツーリングと2種類の旅を楽しめてお得だ。と、渡道の際は根性でチケを手に入れてました。

ちなみにチケ代は当時の価格で2万円でした。
フェリーより早い分割高だそうです。

 

このMOTOトレインですが、単独の列車ではなく、上野ー青森間は急行「八甲田」に併結。青森ー函館間は快速「海峡」に併結されてました。車両は寝台車が14系3段、荷物車は専用塗装(ここまでよくやったなあ)のマニ50。

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乗車するにはちょい面倒で、消防法の関係でガソリンは駅から近くのスタンドまでの分くらいしかタンクに入れておけないのでした。(航空機の同様のサービスではオイルまで全部抜くって聞いたけどどうなんでしょ)
なので、数日前から計算して走らなければならなかったのが面倒でした。

当日は積み込みに時間がかかるので、2時間くらい前に上野駅の所定の場所に集合。チェックを受けて、普段使わない通路の昔の13番線待合室の横を押してホームに。

一般のお客さんの注目の的でした。
係員の人と一緒に所定の場所に乗せて止めると、あとはやってくれるので一番前の寝台車へ。

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2段になれているので3段寝台は狭かったですが、同じライダー同士。ブロックが同じ人とおしゃべりをしてる間に発車。
青函トンネルを通って旧江差線(道南いさびり鉄道)で津軽海峡を眺めていると、函館山がどんどん近づいてきてやがて函館。


荷物車からバイクを受け取ったら北海道ツーリングの始まりでした。
列車で仲良くなった人と、駅近くで昼飯を食べて「いい旅を」とピースサインでそれぞれ分かれていったものです。


連日行きも帰りも満員だったので、夏の列車として定着すると思われましたが、急行八甲田が廃止されると一緒に廃止されてしまいました。もったいない。


荷物車かコンテナを使って、寝台車だけ旅客会社から譲ってもらえば、隅田川ー札幌ターミナルあたりの列車にぶら下げて走らせられそうだから、JR貨物あたりが作ってくれないかなと思います。

 


たまにこういうノスタルジーものも書きたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございます。

鶴見線米タン専用線・通称石油線

こんばんは。月〜金の仕事に就いたのと、極寒でなかなか遠くに取材に行けない毎日です。
これでは更新間隔が開いてしまうので、日記に書いたものを鉄分に特化したリミックス版を書いていこうと思います。


ブログに書くには内容が濃すぎるので、何を書いてあるのかわからないと思う異色路線。

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午後に時間ができたので、散歩に行こうと地図を見てると目についたのが旧石油線。
確か鶴見線安善と埠頭にある浜安善を結ぶ貨物線ですが、去年に廃止になったと聞きました。

しかし、実際は浜安善貨物駅は廃止になりましたが、沿線にある米軍の燃料輸送は継続。そのため安善駅の構内線扱いで使われていると。

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ふむふむ、これは興味深い。


地図を見ると線路に沿った道があり、距離も2キロないだろうという近さ。
歩ける距離だしどんなもんか、見に行くことにしました。


平日に鶴見線方面に行くのは、道路が大型車がバシバシ走ってるので避けたかったです。
けど、休日だと今度は鶴見線が不便になるので。


その鶴見線が不思議なのは、分岐して行く専用線はなくなっていますが、側線を使えるように工事してるんです。
いずれ何かに使うのか謎です。

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JR貨物のどこまで使ってるかの大きな駅舎に比べて、小屋のような無人駅の安善駅で下車。
簡易スイカの装置にタッチ。

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多くの側線の外側から左にカーブして埠頭のほうへ一直線に伸びるのが「石油線」。
なぜ石油線というのかといえば、沿線に石油プラントがありそこの石油を運ぶのが元々の目的だったらしいです。


草むした線路ですが、レールのサビの少なさから割と頻繁に走ってるようです。
とはいえ、ダイヤを持ってないから出会えたら相当ラッキーですね。

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途中、運河を渡る以外はひたすらまっすぐ埠頭の先を目指します。
まっすぐな分意外と距離があります。一応会社関係のためか40分に1本バスがあるようです。


すると単線だった線路が分岐し複線に。
おそらく旧浜安善駅があったあたりだとおもいます。1本は機回し線でしょう。

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古くは廃墟のような小屋の駅舎があったということですが、2本の線路以外は何もなくなってます。

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しかし、平日の昼間にスマホカメラであちこち写真を撮ってれば十分不審者ですね。
「観光にきました」って言っても観光客がくるとこじゃありませんし。ただのもの好きな見物人でしょうか。

なぜこんなことを考えていたかというと、この終、道を挟んだ柵の向こうは米軍燃料基地。
留置線らしき線路から道を斜めに横断するように、施設の中に入っている線路があります。

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踏切はなく、木製の踏切の盾だけが経ってるのみ。
調べるとタンク車を施設に出し入れするときは、ロープを張って道路を遮断して作業を行うようです。

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ある意味究極の4種踏切です。


中の施設に入って行く線路を撮りたかったのですが、どうも撮影禁止のようで警備員にきつく注意されて辞めさせられたとかあったので、施設を背に一枚。

警備員と揉めるのも面倒だし、「事務所こいや」になったらたまらないので。
と、撮影には気をつけていたんですが、他の人のを見るとバシバシ撮ってるじゃん。

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車止めのあるとこまで行って見ると、シェルのプラントのところで終わってました。
けど、踏切の跡っぽいのでかつては中の方まで続いていたのではと。


道路は、埠頭の先で運河にダイブしてました。もちろんガードレールや柵がありましたが。

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「!」のレアな標識もあります。

 

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ここからの景色も捨てたもんじゃないなって感じです。


一通り見物をして戻ろうとしたところ、警笛の音が。
まさか走ってきた? これはついてる。

機回し線が分岐するとこでしばらく止まってましたが、やがてゆっくり走ってきました。
デッキに警備の係員が二人乗っています。

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近くの踏切から写真を撮りつつ見物しましたが、ゆっくりとはいえたいそうな迫力です。

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いいもの見たなあ、ラッキーだわと大満足で安善駅に戻りました。

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鶴見線不定期のシリーズで書きたいと思います。

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今回も読んでいただきありがとうございます。

 

大洗鹿島線で涸沼へ

こんばんは。記事化の順番が前後してしまい未だに去年の夏から秋のものがあったりします。
今回も遠足として、前回の高崎同様ちょっと遠出した乗り鉄のレポートです。

行き先は、開業当初から乗りに行きたかった「大洗鹿島線」。
水戸から太平洋沿いを鹿島まで結ぶ路線です。

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実はこの路線、未開通路線として地図に載っていて太平洋沿いの砂丘を通ってるというので、開通したら車窓が素晴らしそうだなと期待させるの十分でした。

水戸というと東京から100km超えるくらいなので、18切符で乗りに行けば安く済むと思ってるうち延ばし延ばしになってました。

 

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ときわ号でノンビリと水戸駅に。大洗鹿島線の乗り場に。
Pasmoは使えないので、最初にどこに降りようか考え涸沼で降りることにして切符を買ってホームに行くと、伊豆箱根鉄道並みに大暑したアニメキャラのラッピング車両が。

f:id:MIKIMOTO7:20190129215108j:plain「そっち系」の方が熱心に写真に撮ってます。
調べると大洗が「ガールズ&パンツァー」の舞台になっているとか。寄ろうかなとも思いましたが、アニメを知らないので別にいいかと。

あちこちでアニメとタイアップしてるけど、深夜やCSがメインのせいで全然知らないんですよ。
地元西武も秩父や飯能が舞台の作品があるけど、一度も見たことないし。


非電化なのでディーゼル音が旅に出たことを感じさせてくれていいです。
高架で水戸市内を抜けると田園風景。基本的に高架なのでいい感じのスピードで快走。

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大洗で結構降りる人がいました。海水浴シーズンは終わってましたが、大洗の海水浴場はメジャーだから水戸からのR50の渋滞がシャレにならないと聞いたことがあるんで列車が便利ではないでしょうか。駅が町外れにあるのがもったいないです。


大洗の次が途中下車ポイントに選んだ涸沼
ここ、本州には少ない汽水湖しじみとうなぎと釣りの名所。とはいえ、あまり観光化されてないのが魅力です。

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高架の駅の下に観光センターがあって、その中を通って駅を出ました。
車の通行もほとんどない県道で標識もよくわからないので、地図を見て沼に流れ込む川に沿って未舗装の道を歩いて行きました。

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道沿いにあった家のおじさんに声をかけられたので、沼に行くにこの道でいいのかたずねました。
いこいの村に行くのかい、ここを行けばいけるよ」とのこと。

人一人いない道を歩いていると、すごく遠くにきたような気分になれます。
自然の音だけで孤独を感じれ、まるで北海道にきたような気分になれるのでここは手近でいいところだなという感じです。

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沼まで出るとデカイ。写真とは迫力が違います。

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水上で遊んでる人もいないので、静かな湖面と雄大さを堪能できました。天気がよくてよかった。

遥か先に真新しい建物が見えるのでそこが「いこいの村」っぽいのですが、あまりに遠いので適当なところで休憩。

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「やっぱ旅はいいなあ」と思わずこぼれてしまいます。時間を忘れてずっといたいようなところです。

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時間を見計らって駅に戻って、先に進みます。
涸沼無人駅なので整理券を取って乗車。

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路線は思ったより内陸を走っているようで、太平洋は全然見えません。
ほとんど家のない森や田園の中のまっすぐな線路を快走して行く感じは、北海道のローカル線に乗りにきてる感じです。

北海道欠乏症の人にオススメでは。
北浦湖畔は本当に北浦のそばでしたので、降りてみたい誘惑にかられましたが涸沼でゆっくりしすぎたので我慢。

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車窓が単調って言えば単調だけど、そこがまたいい味出してると思います。
関東地方でここほど広々とした単調な車窓を堪能できる路線も珍しいと思います。


鹿島に近づくと側線のある電化路線に変わります。
鹿島港へ向かう路線と別れるJRとの境界駅、鹿島サッカースタジアムはサッカーがないので通過。

ほどなく終点鹿島神宮へ。なかなか充実の旅でした。

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料金箱に千円札を入れるというレアな経験も。引き換えにJRの190円切符が渡されました。

そっか、鹿島サッカースタジアム鹿島神宮はJR線なんだっけ。

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終着駅というより途中駅という感じの鹿島神宮駅
かつて特急あやめが東京と往復してた駅とは思えない感じ。

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高台にあるホームから周りを眺めて見ても、「何もない」。
水郷の観光駅とは思えない雰囲気にこんなとこなのーと。

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しかもScicaが使えないので東京まで乗車券を購入。

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とりあえず、食事処を探してみるも駅の周りにコンビニくらいしかありません。
鹿島神宮はすぐそばなんですが。

東京方面は列車の直通はありませんが、駅前からバスが出てるようです。
仕方ないので、近くのコンビニでイートイン。

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観光地だと思ったら駅の周りに何もありません。

直通列車がないのでここからが大変です。

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千葉エリアはこの車両ばかりですね。

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水郷ですねえ。

まず鹿島線で佐原までかと乗ったのはいいけど、うっかり一つ手前の香取で降りてしまい参ったぞと。

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次を待つしかないかとホームでまったりしてると、電車がこないはずなのに接近音が。
「おおー、これはラッキーかも」

やってきたのは、なかなか見れない試験車の「EastiE」。

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10分くらい停車して行ってしまいました。ミスったのがかえってラッキーだったかも。


そのあとはあまり覚えてないけど、こまめな乗り継ぎで横須賀線直通のグリーンで居眠りしながら東京に戻りました。

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日帰り乗り鉄としてはなかなか充実した1日でした。しかし銚子や鹿島の方はややこしい。

 

町巡りものも溜まってるので次回はまだ決まっていませんが、
今回も読んでいただきありがとうございます。

世界遺産・富岡製糸場最寄りのローカル民鉄「上信電鉄」

こんばんは。旅行や話題的に面白い記事を優先して記事化してたので、季節がめちゃくちゃになってしまいました。
今回は真夏の旅の記録です。

乗り歩きが復活させてからは、なるべく時間の許す限り途中下車をして町歩きをするようにノルマを課すようにしました。
これは、以前ローカル線乗りつぶしをしてた時に、旅を思い返して「記録はあるけど記憶がない」路線がいくつもあった反省です。

記録のために行ったみたいであまりにつまらないので。


今回はかねがね興味があった、高崎〜下仁田感を結ぶ上信電鉄です。
世界遺産の「富岡製糸場」最寄りの上州富岡があるローカル民鉄です。

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始発の高崎までは悩んだ末、時間はかかるけど新幹線より安い普通グリーンで。

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東北線もそうですがグリーンがついたおかげで18切符の最終区間が、2時間のロングシートという修行のような旅から解放されてよかったです。


上信電鉄乗り場は、広大な高崎駅の隅に間借りするようにあります。

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Pasmoが使えないので何年かぶりに切符を購入。切符を買うのは有人駅で、無人駅からの乗車はワンマンなのでバスト同じように運賃箱にお金を入れる仕組みです。

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今では珍しくなった硬券です。

ホームに向かうと、鉄道むすめの「富岡しるく」ちゃんが出迎えてくれます

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ローカル線らしい、ゴトゴトとんのんびりとした走りで揺られて市街地を出て鳥川を渡ると高崎山の麓を巻くように超えます。

盆地状の平地に出ると吉井です。この辺はバイクで上信越自動車道でなんども通っていたルートですが、自動車道は山の中を通っているので、新鮮な車窓です。

平坦なところをのんびり走っていくと、ひときわ立派な駅が。富岡製紙場最寄駅の上州富岡です。ここで途中下車。
乗客の大部分がおりますが、観光客はほとんどマイカーのようです。

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人の歩いてるメインの道を行けば、製糸場にいきます。でも面白いのは脇に入った裏路地です。
このあたりの路地は、元赤線跡で老朽化で取り壊してる家が目立つとはいえ、独特のカフェー建築を見ることができます。

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地元の方も、手作りの通り名や説明書きがあって、ノスタルジックな置屋風の家や古民家など路地巡りを楽しめます。


車が入れないので、マイカーの観光客が入ってこないのでのんびり歩くことができます。


ちなみに、このあたりの駐車場代は結構するし多いとは言えないので、見物は電車の方がオススメだと思います。

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イメージキャラのお富さん。

富岡製糸工場は、とにかくデカイです。
ついでに入場料も高いです。(大人1800円)

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連休と夏休みで混雑してましたが、建物の大きさと敷地の広さで窮屈な思いはしませんでした。

建物もでかいし、宿舎もあるので敷地も広いです。
中はとてつもなく広い!

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今、この規模の工場なんて作れないでしょう。
時代性もあり、レンガ造りの建物は造形が施され今の味気ないコンクリートのビルに比べて豪華に見えます。

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明治〜昭和初期の建築物に必ず施してある造形。

建物が世界遺産なのか、部分的に当時の機械が保存してあったり、絹の歴史や知識を説明してるコーナーがあります。
お勉強の部分が多いので、レジャーより学校の社会科見学に向いてそうです。

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アド街で出てきたコロッケとソフトクリームをしっかり食べました。

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駅に戻って、すっかりガラガラになった電車で終点の下仁田を目指します。
淡々とした車窓が、南蛇井をでたところから渓谷沿いに。西武線吾野あたりに似た車窓でしょうか。

紅葉時期は綺麗でしょう。流行りか過疎ローカル民鉄のようで最終区間では私一人。
渓谷からひらけたところで終点の下仁田

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終点の下仁田


かつて貨物輸送に使われていた貨車が留置されてる割と広い終着駅らしい駅です。
駅員さんからどこからきたのの訪ねられたので、東京からきたことを伝えると「東京の方からいっぱいきてくれればねえ…」と。

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木造駅舎の待合室。

 

駅を出てみても何もありません。古民家があって、人通りもなく田舎にきたなあって気分になれます。

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駅前通り。

夏祭りの飾り付けのような路地を歩いて行くと、県道ぽい道に出ました。

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ミストが気持ちよかったです。

川の方へ歩いてると、どこかと似たような景色だなあと考えながら歩いて行くと、吾野のR299にそっくりなのでした。
そう言えなここも下仁田宿という宿場まちです。

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2本の川が合流する橋のところは河原の公園になっていて。KIDSが川遊びをしてました。
飛び込みをしてたので、河原におりて歩いて熱を持っている足を冷やそうとしたら冷たいのなんのって。

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こんにゃく芋やネギを売ってる店がなかったので、R254の道の駅での販売なのでしょう。
川遊びもできる静かな宿場町なので穴場的魅力があると思います。

 

駅に戻って、上り列車に乗って珍駅名の南蛇井で途中下車。ここは列車交換があるので有人駅でした。

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木造駅舎は味があります。

 

書き忘れていましたが、この路線、割と本数が多いので途中下車がしやすいです。


木造駅舎がいい味を出してますが、駅の周りに南蛇井が出てくるのは郵便局と交差点名だけ。駅のそばにある小学校は別の名前が付いてました。

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もっと深く探索したいところですが、帰れなくなりそうなので足跡を記したってことで。
面白いものと言えば、近くの美容院の人、実は鉄?

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って感じの部品が飾ってある美容院があったことでしょうか。
帰りはまっすぐ高崎へ。

 


時間的に新幹線で帰りたいとこですが、料金が倍以上になるので帰りもグリーンで。
駅弁を食べて居眠りしながらゆっくり帰りました。

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高崎くらいの距離なら普通列車でも中身が濃い日帰り旅ができそうですね。


季節外れでしたが、今回も読んでいただきありがとうございます。

東神奈川・昭和な港湾風景(後編・工業地帯の漁港、子安浜)

こんにちは。連休ですが極寒と天候不安定で素材探しに行けるかどうかって感じです。
今回はコールドゲームになった東神奈川訪問の後編。再試合として次の休みに残ってしまったとこを歩こうと出かけました。

前編は「廃鉄」テイストでしたが、今回は「町歩き」テイストです。


前回あった謎の空き地や廃線跡を調べたところ、かつてこの辺りも埠頭や工場に多数の引込み線があり、年月と経緯を経て今の形になったようです。この辺の経緯は東神奈川の廃線で調べれば詳細が出ています。

こうして検索をして調べていたところ、たまたま出てきた画像にびっくり。
首都高の高架がある運河に漁村のようなとんでもな風景。

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「子安に漁村?」


金沢八景は釣りの名所で多数の釣り船宿があるのは知ってましたが、子安といえば京浜工業地帯のど真ん中。
そんな場所に漁村があるなんて信じられないではありませんか。地図を見てもただの運河しか載ってません。

これは見に行くしかないでしょうと、寄り道することにしました。


最寄りは京急の子安ですが、JRではその手前の新子安にしか駅がないのでここから歩くことにして出かけました。
最寄りの駅から東京に出て、東海道京浜東北線が一番早いでしょうと出発しました。

そしたら運悪くJR線が人身事故でストップ。仕方なく急遽品川から京急に変更。
最近、多すぎでないかい。


各停しか止まらないせいか、JRの駅に比べて小ぶりな「いかにも私鉄駅」という感じの京急新子安駅で下車。

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海岸方向に行こうとしたら首都高のインターがあって進めないので、「箱根駅伝」のコースでおなじみのR15を子安方面に。

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「入江橋」に運河を渡る橋があるので海岸方面に入って行くと、児童公園が。
一服しようと入ろうとすると、入り口に「皇紀」や「在郷軍人会〜」という石碑が。

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歴史の重い児童公園。

見た目はよくある住宅地の児童公園なのに、歴史が重い場所なのかという感じ。
なかなか手強いぞ子安。


その公園のある住宅地を抜けると「ここは昭和中期か?」と思うバラックづくりの小屋が並ぶ、凄まじい光景が出迎えてくれます。

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そして岸に繋がれた漁船。そこだけ見れば旅に出たような漁村の風景です。

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打ち捨てられた沈んだ船が郷愁を誘ういい味を出してます。

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その先には首都高の高架、後ろには少し高くなったところに並ぶマンション。それは間違いなく「平成」の時間軸です。

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このコラージュしたような風景がなんとも不思議な気分にさせてくれます。
そして、運河を渡った先には高島線の踏切があり、貨物列車が走ってきます。

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ここは横浜です。しかし新都心や観光地のMM21地区とはまったく別の町です。
その運河沿いに道があり「浜通り」とあります。

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そしてマンションが並ぶR15沿いよりも低いので、かつての海岸線はここだったのでしょう。


漁港の風景を見ながら横浜方面に歩いて行きました。
路地を入ると井戸があったり、古い民家が並んでたり。その光景は東京で姿を消しつつある「古きよき下町」を感じさせてくれました。

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運河なのに漁村の風景、上に高架の首都高。その奥は工業地区。
建物の表記にここが「子安浜」であることを教えてくれてます。

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漁協もある立派な漁港です。

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そんな風景が1キロくらい続いていて、2つ目の橋を界に船はまったくなくなり普通の運河になってました。

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浜通りは先に続いてましたが両側にマンション建つ「現代」に入って行ってます。


どうやらここまでが「子安浜の漁港」のようでした。
この先は見るものがなさそうなのでR15に出ると、京急の「神奈川新町」駅の近く。


「東神奈川」に当たる「仲木戸」までは1駅だったので、歩いてもよかったですが面白味もないし時間の短縮も兼ねて電車で移動。
先日回れなかった滝野川の川にせり出したバラック住宅を探しに行きました。

道路からは古い家があるだけでわかりませんでしたが、JR線のガードを抜けた先の橋から下流を見るとありました。
先ほどあった古い家が川にせり出してます。

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もっと並ぶようにあるのかと思いましたが、建設計画の表記があったりしたので整理されたのでしょうか。
多分、今残ってるものも危険なために近くなくなってしまうと思います。


その滝野川ですが、地図で見るとR1のところで消えてるのです。交差点まで出て反対側を見ると、確かに向かいには商業施設しかなく国道の橋で暗渠になってました。水源は山側の三ツ沢あたりとあったので行ってみる予定でした。


先日見た廃線跡のことがわかったので、駅に戻るついでに瑞穂埠頭の方へ寄り道。

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先日、踏切で見た訳ありの分岐とボロボロの橋梁がつながっていたのがわかったので見て見ると、なるほど、倉庫会社の敷地の端がゆるいRを描いてます。

 

なかなか興味深いです。


一回りをして東神奈川の駅に戻りました。駅のそばにかつて港湾従事者のためのドヤ街があり、その痕跡があるとあったので探してみました。しかし「らしい」建物があってもそれを感じさせるようなものはみつからず。

工事中の敷地があったのでなくなってしまったのかもしれません。


またしても雨が降り出したので、三ツ沢へ行くのはやめて先に記事にした黄金町だけを見に行って帰路につきました。

 

この「子安浜」の漁港、よくよく調べてみると近隣を始め知られた存在のようで。
昔の大森や羽田のような漁港でしたが埋め立てや東京湾の水質悪化で漁業権をほとんどの漁師が手放してなくなった中、残ったところのようです。アナゴ漁がメインだとか。あと、屋形船や釣り船に転職した家もあるとか。

横浜運河巡りクルーズのコースになっていて、海側から眺められるらしいので乗りに行ってみたいです。

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今回は鉄分薄めでした。
読んでくださってありがとうございます。