基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

中央郵政研修センターで「オユ10」を見学

こんばんは。夏の北海道の余った18きっぷですが、最終日に久留里線に乗りにいきました。

木造駅舎と駅前の自噴式井戸が。



本当ならその日帰り旅を書きたいとこですが、街訪問に近い内容になってしまったので保留中です。

東京から日帰り圏内に、松本のような水の街があるとは知りませんでした。

水の街らしく駅前には自噴式井戸が。


先日、国立の中央郵政研修センターの敷地内に「オユ10 2555」が静態保存されているので、見学にいきました。

中央郵政研修センター。この日は週末なのでひっそり。


週末なので施設は休みですが、守衛さんのいる入り口で、郵便車の見学がしたい旨をお願いすると、訪問者名簿に住所などを書いて受付します。入場は無料です。

そのあと保村場所まで一緒に行き、なんと鍵を開けて中を見学させてくれます。
最近多いようで、「最近見学多いね、どこでしったの?」と。


鍵は退所した後閉めに行くのでそのままでいいよと。


道からも見えますが、近くで見れるのが嬉しいです。当時は連結してるなあくらいにしか思いませんでしたが。なくなると静態保存でも写真とは違います。


オユ10は野外展示ですが、屋根がかかっておりまめに手入れされてるようで痛みはありません。


上野発の夜行急行列車に荷物車と共に連結されていて、郵袋を出し入れするのは、ぎりぎり見ることができた世代ですが、その30年後にまさかの車内を見る機会に会うとは。生きててよかったです。

車内はほとんど手が入っておらず、現役時代そのまま。「昭和」な空間です。
車内展示として、鉄道郵便の歴史が写真とパネルで解説しています。

備品などはオリジナルそのままなので国鉄時代の小物が。

鉄道郵便は荷物列車がなくなった時に全面的に
トラック輸送に変わったので、郵便車は全滅したと

思ってましたが、ここの保存車両ともう1両がのと鉄道
団体、イベント列車として「生きて」走ってるそうです。

「てっぱく」にあってもおかしくない価値ある車両ですが、
郵便車の藉は国鉄ですが、郵政省の持ち物だったそうです。

だから中央郵政研修センターに
保存されてるのでしょう。

ここに郵便車を見にくる人なんて「鉄」な人以外いないでしょうと思いましたが、
私が見学にきたすぐあとに、母子連れが見にきてました。

KIDSの方は小学生くらいなので
郵便車の存在なんて知らない世代でしょう。

母親が「これにお手紙とか乗せてはこんでたんだよ。
電車の中で行き先別に分けたんだね。すごいね」

KIDSよりも母親の方がなつかしく感じてたん
じゃないかなあという感じが、ほほえましかったです。

外観も含めてひととおり見て、写真を撮ったら
通用者で入場者名簿に退出のサインをしんなければならないので守衛さんのところに。

 

すごくよかった、感激したとお礼に。
「また見にきてね」と、言ってくれました。


まさか30年越しで郵便車の車内を見ることができるとは思いませんでした。
国立か矢川駅からバスで行かないと遠いですが、一見の価値はあるレア車両です。


更新が開いてしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。