その後の京急・黄金町。変わりゆく街の姿
こんばんは。なんだかんだであらゆることが思惑どおり進まずの状態で今年が終わりになりそうです。
最後の更新になる今回のトピックは、地味にpv数がコンスタントに出てる、3月に訪問した「京急・黄金町」のその後です。
東神奈川を訪れたついでに、寄り道で再び黄金町に降り立ってみました。
今回は駅からガード下を前回回れなかった上大岡方面と、日の出町方面と一回りしてみました。
上大岡方面はガード下が駐輪場になってたり、保育園があったりと有効活用されてました。
こちら側は「らしい」建物の残骸っぽいのはありましたが、全面的に再開発されて高層マンションが立ち並ぶ「普通の住宅地」という印象でした。
黄金町の駅に戻って、次は前回散策した曰くつきの通りを歩いてみました。
ガード下はまだほとんど封鎖されてましたが、町のイベントスペースみたいなものが作られ何か行われているようでした。
こちら側も前回訪れてから1年も経っていないのに、、様相が随分変わっていました。
元「チョンの間」だった建物で空き家になっていたものが半分くらい取り壊されて消えてました。
その跡地にはマンション工事が行われていたり、駐車場になってたりしていました。
また、怪しい路地がほとんどなくなってここも高層マンションや新しい家が。
前回、通り抜けた路地も片側は取り壊されて工事中でした。
使われていなかった独特の建物は取り壊されている中、リフォーム改造しアトリエや事務所に使われているところが増えたような感じでした。
あと、狭い部屋を活用して単身旅行者向けの民泊などに使用する試みもされていました。しかし、空き家がほとんどなのは変わっていませんでしたが。
しかし、週末だったせいなのか、前より人の気配がするように感じました。
とはいえ、もはや見所のようになってるかつての遺構は残っていましたが、数がすごく減ってました。
いずれはなくなるんじゃないかと思います。そして町の再生に色々と試みがされてるようです。
怪しさの面では大岡川を隔てた伊勢佐木町の裏路地や、曙町の方があるかもしれません。
あの、独特の部屋はリフォームして2〜3部屋分を一つにできれば、アトリエや写真スタジオに使えて目指す「アートの街」にすることができそうですが。構造上改造は無理なんでしょうか。
また、場所柄、渋谷や青山の裏路地のようなスタジオやアトリエの入ってるビルが並ぶ、独特の空気感を持ったアートな街になるのは遠そうです。借りるんなら家賃は1桁違いそうなんですが。
街の再生のために暗中模索してるようでした。しかしこの街の持つ陰の歴史は、現在進行形で時間とともに埋もれてゆくのを感じました。
今回も読んでいただきありがとうございます。
また、1年間おつきあいしていただきありがとうございます。来年もよろしくお願いします。