日帰り房総横断乗り継ぎ旅
こんにちは。前回からもう18日更新が開いてしまいました。
今夏は18切符を購入して、1回目として「過去の栄光駅、行川アイランド」に降りてみました。
この房総外周は次の機会に書こうと思います。
行川アイランドは屈指の観光地だっただけあって、訪れてる人が多いので躊躇っていたんです。
今回はもうかなり前、春に行った時のものです。
ちょうど小湊鉄道がキハ40を導入した頃。
千葉までは総武快速で。217系は「乗れるときに乗っておかねば」なのでグリーンでゆったり旅気分。
そう、今回は「旅気分になりたい」と出かけたので。
この駅は何時きても異次元感覚になれる駅です。
実際、五井自体は通勤圏ですから。
感じとしては小湊鉄道の駅は、青森の五所川原に似た感じがしました。
乗り換えは跨線橋でつながってますが、小湊鉄道はICカードが使えないので切符を買います。
上総中野でいすみ鉄道に乗り継いで大原に出るつもりだというと、両線を通しで乗れる「房総横断切符」を出してくれました。これはオトクですが、当日限り有効なので寄り道はあんまりできなさそう。
まだキハ40はいなくて、小湊鉄道のKTK。
TVでローカル線が出てくる時、日帰りで撮影ができて画が地方っぽいから小湊鉄道はよく使われてます。
小湊鉄道オリジナルのディーゼルは、今は骨董品になったキハ20系の仲間。
アイドリング音の、「カラカラ...」を聞くと、ローカル線にきたなあと感じます。
今のキハ110から後の車両はこの音、ありませんので。
発車してグオーンという音の割に加速の悪さも味です。
左にカーブして内房線と別れると、思いっきりローカル線。
車窓は田園や雑木林。ここはまだ東京から50キロ圏内だから驚きです。
駅舎は木造で古いので、ホント遠くに行った気分になれます。
ロングシートなので車窓を見るのがきついですが、キハ40ならボックスがあるからより旅気分になれそう。
見る景色に懐かしさが感じるのは、ローカル線でもそれなりに新しくなってるところが多いからでしょう。
末端区間は4往復のためか、スタフ閉塞?
タブレットの受け渡しもなかなか見れなくなりました。
初めて小湊鉄道に乗りに来たときには、養老渓谷で途中下車した記憶があります。
駅前に蕎麦屋があって、山菜そばを頼んだから缶詰じゃなく、今朝採れたような新鮮な山菜に感激しました。
その時は今より列車本数が多かったような。
終点の上総中野でいすみ鉄道に連絡。
以前きた時には乗り継ぎ時間が短かったので、すぐに隣の列車に乗りました。
しかし今回は30分くらいあったので、駅の外へ。
思ったよりまとまった集落なのは意外でした。
1日4往復の終着駅とは思えませんでした。
線路がつながってないので、隣にやってきたいすみ鉄道の
列車に乗って大原へ抜けます。
こちらも山里の中をのんびり走って外房に向かうのは
変わってませんでした。
大喜多が見所が結構あるので宿泊を入れて来たいところ。
その大喜多から高校の下校時間に重なったのか車内は満員。
ここで1両増結しました。
落ち着かないまま、終点の大原に到着。
菜の花鉄道の時期を過ぎてしまっていたようでした。
大原からの帰りは、特急わかしお号で東京直行。
変わらぬ味のある、日帰りの乗り継ぎ旅でした。
今回も読んでいただきありがとうございます。