こんばんは。行方不明になっていた昔の旅行写真の一部が発見されたので、小更新に使って生きたいと考えてます。
まだ5月の素材を消化できてません。7月に入るのに。
連休の旅行。前日に岳南電車をコンプリートして帰路は御殿場線をコンプして、大雄山線に寄り道をして東京へ。
宿は運よく空きがあった沼津の東横イン。
こういうところに新幹線駅と離れた駅との差が出てるんですね。
街の大きさから言えば沼津の方が大きいんですが。
沼津まできたから未乗だった御殿場線を回ろうと思ったんですが、往路は丹那トンネル、帰路は御殿場線と新旧の箱根越えを体験するってことでよかったです。
沼津駅から港まで廃線跡があるようですが、そこに寄ってると帰りの時間がわからなくなるのでパス。
橋梁でなくても、切り通しや広い敷地にかつて複線だったことがわかります。
駅舎が妙に立派な岩波で途中下車。
確かに線路沿いに築堤がありますが、知らなければ何かさっぱりわかりません。
ただ駅の構内が長いのと、かつてのホームは今の所より御殿場よりにあったような感じはしました。
ここを出ると沼津近郊区間を離れるのか、のんびりしたローカルムード。
天気がよかったのでどの駅でも富士山がよく見えました。
岩波から乗った列車は御殿場止まりなので、ここでまた途中下車。
駅前では物産展をやっていて、隅の方にこの区間を走ったD52が静態保存されてました。
やっぱ富士の裾野なのでしょうか。水路を流れる水が豊富です。
次の電車で東海道本線だった遺構が数多く残るという山北へ移動。
盆地を出るといよいよ山岳地帯になります。
東名高速、R246と並行して谷筋を通って行きます。
R246も東名もバイクで走ったことがありますが、この区間が一番険しい区間。
面白いのは、東名高速が作られた時は関越トンネルのような長大道路トンネルの技術がなかったので、御殿場回りのルートで通ってるところでしょう。
まさに「歴史は繰り返す」です。
本当は山北の一つ前の谷峨が登山者以外降りない「自然たっぷり」というので寄りたかったのですが、片道切符のためと電車がないので断念。
山北駅で途中下車。山間の結構な街だった雰囲気でした。
かつて機関区があったのか広い敷地があり、ここにもSLが静態保存されてました。
面白いのは、街の建物がこんな山の中に似つかわしくない、大正〜昭和建築で街の形が宿場町っぽいのです。
とりあえず、複線時代のトンネルや橋梁の遺構が多数あるというので、ガイドを頼りに戻るように歩いて行きました。
旧国道やR246に出たのですが、御殿場線自体はどこを通っているのかわかりません。
見つけたとこははるか下のトンネル入り口。
駅からずっと結構な登りなので疲れる疲れる。
ここの訪問はここ自体を目的地にして、車などで近くまで行って探した方がいいやという結論。
疲れた〜と思って駅まで戻ると、お昼の時間。
駅前食堂の「ポッポ駅前屋」に入ると、Nゲージのジオラマや写真が貼ってあるレールファン向けの食堂って感じ。
コスパのよさげなカレーランチを。
「家庭のカレー」の味がいい感じです。
再び電車に乗って国府津を目指しました。
周りが開けると田園風景。2両編成の列車は駅ごとに混んできました。
この電車に限らず昨日もそうでしたが、ガラガラなのに4両だったり、2両でラッシュ並みに混んでたり、当たり前に遅れてきたり。窓は東日本ならクレーム物の汚さだったり、JR東海は新幹線には力を入れてるけど、他は手抜きじゃないのなんて皮肉を言いたくなりますよ。
小田急線との分岐駅「松田」あたりは平坦な田園地帯。
のんびりした風景の中を国府津に定刻到着。
すぐに反対側にきた小田原行きに乗って大雄山線に乗るために小田原を目指しました。
御殿場線編はこんな感じです。読んで下さってありがとうございます。