こんばんは。多忙で旅物がかけないでいる間に素材がたまってしまいました。
なので季節ズレや前後しますが、記録していこうと思います。
(もともと、このブログは「旅の記録」用に作ったんですが、なかなかねえ…)
夏休みがわりに出かけた、長年の懸案だった上越国境の駅巡り。
その1は、今や有名観光地と化している「土合駅」。
ちなみに清水トンネルを挟んだ区間は、定期普通列車は5往復しかありません。
連休などでは臨時列車が出ますが、この時は時期外れ。
久々にパズルのようなプランニングで、新幹線で越後湯沢へ向かってのスタート。
新潟側にあるループ線は大半がトンネルなのか、よくわかりませんでした。
土合駅には地上駅の上り線に到着。
「モグラ駅」であまり話題にはなりませんが、高原ムードの気持ちのいいホームです。
電車を見送って通路を歩いて行くと有名な山小屋風の駅舎の中へ。
無人駅ですが駅員常駐時代の雰囲気が残る、立派な改札口や待合室のある駅です。
今では「トンネル階段のモグラ駅」で有名ですが、基本的に谷川岳登山の最寄駅。
登山者への注意喚起の看板や登山届けを入れる箱が。
駅には車が何台も停まってましたが、駅前は砂利というよりゴロゴロの石だらけでまるで河原です。
前にはR291が通っていて、水上寄りにドライブインがあるほかは人家のない「秘境駅」です。
すぐ側には澄んだ水の流れる川があったり自然たっぷり。
駅の周りを散歩の後はいよいよ地下の下りホームへ。
ちなみに下りのトンネル内ホームが1番線のようです。
案内に従って通路を歩くと、国道と川を渡ってトンネルに入るといよいよホームまでの階段が始まります。
薄暗い広いトンネルの直線の下りが地底深くまで続いています。階段の始まりのところからではホームのあるところが見えないので、まるで「地下秘密施設への通路」って感じです。階段横の側溝のようなところには湧水が流れています。
一人だったら怖いくらいですが、夏休みの最中だったため見物に来てる人もいて登ってっくる人もちらほら。
この階段、キツイキツイといわれてますが、実際は5段ごとに踊り場がありベンチも置いてあったり。
急角度でないぶん通路が長く、それがかえって独特の雰囲気を出してる感じがします。
階段を下りてホームの部分に出ると意外に広いです。複線分の幅があったので、通過線があったのかもしれません。
現在使われてるホームと別に、壁にホームがあるので。地下にも小ぶりながら待合室が。
トンネルの中に駅があるという感じ。広告もなく、コンクリートの無機質な世界です。
無人駅なので列車の時刻になっても当然放送がありませんし、警報音もありません。
ただ「ゴー」という走行音が近づいてくることを教えてくれます。
到着した4両編成の越後湯沢行きは立ってる人もいるほどの混雑。
降りる人も乗り込む人も割といました。
さすが夏休み。
いつもそうなら無人化もされないし、5往復まで減便にならなかったでしょう。
読んでいただきありがとうございます。
私も次の目的地に向かいました。