基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

相鉄初乗り記(前編・直通に乗ってみた)

こんばんは。水上の記事の前に鬼怒川温泉訪問を書くはずでした。
すみません。すでに記事化してたと記憶違いしてました。

なので、季節がずれてしまいますが鬼怒川温泉を先に書くべきところ。
ですが、今が旬の話題である「相模鉄道(相鉄)とJRの直通」に乗ったので、これを先に記事にすることにしました。

これは時間が経つとお蔵入りになりそうなので。

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時刻表の路線図より。コースが交差してるのでわかりにくくてすいません。

 

先の11月30日から始まった、神奈川の「相鉄とJRの直通」。
新宿直通は計画段階からあった気がしましたが、まさか埼京線との相互乗り入れで大宮・川越まで行く電車ができるとは驚きです。


新しもの好きとしては、新線はもちろん、貨物線も使うということでぜひ乗りたいところでした。
それと同時に相鉄は東京近郊で唯一、まったく乗ったことがない路線だったのです。


横浜から出てるのになぜかといえば、理由は簡単。
地図を見ても沿線は横浜市ベッドタウン。知り合いもいないし、目立った見所が見つからなかったので。


電車よりも横浜駅の「相鉄ジョイナス」「ムービル」と、電車には関係ないとこは利用してましたが。

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ようやく乗車する理由ができたというわけで、計画を立てました。
しかし、開業してすぐの週末では、「初乗り組」で混雑しそう。

「行くなら落ち着いた来年の春くらいかな」と思っていました。
けど、思いがけなく平日が休みになったので、「平日なら混まないでしょう」と急遽出かけることができました。


初乗りといっても、開業前に「タモリ倶楽部」で放送してたので、大体どんな様子かを知ってしまったんですよね。
このためにできた「羽沢横浜国大駅」は「横浜羽沢駅」に隣接してて、跨線橋から見えるとか。

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路線が短いので、1日で完乗できそうだけど、「乗るだけ」だと印象が薄くなるので、寄り道ポイントを調べると意外な大物が。これは「後編」で。


時間的にラッシュが終わって空いてくる時間に新宿から出発。
乗ったのは期待した新型の相鉄の12000型でなく埼京線の電車でした。基本的に昼間は新宿発のような感じ。

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「海老名」の行き先が妙に新鮮です。
埼京線というか湘南新宿ライナー区間は普通で、相鉄線は特急とありました。

そういえば、埼京線の電車が新木場に行かないで神奈川県に入るのも新しい感じ。
基本的に湘南新宿ライナーと同じなので、見慣れた景色。


違ったのは新川崎の手前から新鶴見の方に入り、新鶴見の通過線を新川崎駅を横目に見ながら走るとこから。
ここからが東海道貨物線。いつもどこに行くんだろうと思って見てた、高架になった品鶴線(横須賀・湘南新宿ライナーが通る路線)をアンダーパスして内側に入りました。

鶴見を通過して、これまたどこに行くんだろうと思っていたトンネルに。
これが横浜羽沢に続く貨物線だったんですね。


朝のライナー以外は臨時か、ダイヤが乱れた時の上り夜行列車の迂回以外は旅客列車は走らないというので初乗り、というか未知の区間
とはいえずっとトンネルなのでどこに向かってるかは、地図でしか知りませんでしたが。

トンネルを出ると、「羽沢横浜国大駅」に。
ここで途中下車。TVで観たのと同じだわって。

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下車して後ろに回ると今走ってきた線路が分岐してます。直進してトンネルに入る線路は、近い将来つながる東横線に向かっているそうで。

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ちょうど相鉄の12000型新宿行きが。関東の私鉄っぽくない高級感がある感じがします。

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初降りなので駅からゆっくり見学したいところですが、この時間は詰まってて次の電車まで20分しかありません。1本送ってもいいのですが、1時間に2〜3本。しかも外に出てみると、「環状2号線」をトラックがガンガン走ってます。

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一方反対側はすぐそばに第三京浜保土ヶ谷料金所があるところなので、丘陵地とはいえ完全に横浜の郊外。
40分後じゃ時間を持て余しそうなので、跨線橋から貨物駅を見物。

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それでも時間いっぱいになってしまい、駅の方は再訪に期待して再び乗車。
駅を出るとまたトンネル。明るくなったと思ったら、相鉄線と合流する「西谷駅」。


初めての相鉄線は「郊外電車だなあ」という車窓。
免許試験場で名前をよく聞いた「二俣川」で「いずみ野線」と分岐。


市街地っぽいところに入ったと思ったら小田急江ノ島線乗り換えの「大和」。
ここで各停に乗り換えて寄り道ポイントの「相模大塚」で途中下車。

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車両基地のある敷地の広い駅です。ここで散策。
次回の「降りてみた編」で。

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駅に戻って各停で終点の海老名へ到着。
小田急小田原線と同じ駅です。

JR相模線の海老名駅は離れたとこに見えました。
駅を出ると駅前の感じは町田に似てるかな。


ここで遅い昼食。
早起きしたので時間が長いし、ファミレスに入って休憩を兼ねてゆっくり。

いつもはコンビニで買って前で食べるという、「ツーリングスタイル」でしたので。
やっぱゆとりがある方がいいですねえ。

ここからどう回るかを計画段階で悩みました。
いずみ野線」の終点、「湘南台」は藤沢寄りなので、大和まで戻るっていうのも面白みがイマイチ。

相模線で茅ヶ崎に出るのが変化があっていいけど、ロスタイムが多いので日が短いこの時期向けではないなと。
結局、相模大野乗り換えの小田急線という無難な線に。


ちょうど快速急行がきたので一気に相模大野に行きましたが、ここから湘南台までは各停。
いずみ野線湘南台駅」は地下駅。


やってきた8500型は1両だけなんとセミクロス車ではありませんか。
もちろんその車両に乗ったのはいうまでもありません。

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クロスシートだとプチ旅行気分。
電車は地上に出ると丘陵地帯のニュータウン的な風景。

二俣川までは多摩ニュータウン京王線小田急線に似た車窓と雰囲気。
そのまま横浜まで乗り通して相鉄線全線完乗。

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構想長年、乗車1日でした。
地図や航空写真で見ると住宅ばかりで単調かなと思いましたが、丘陵地あり、郊外っぽくもありで思ったより変化があって面白かったです。


新型で阪急の電車っぽい、ハイグレード感のある9000、12000型には当たりませんでしたが、まあいいでしょう。
次に乗るときに期待。


直通は海老名や大和の人は新宿に出るなら小田急線が近いし速いけど、他の駅からの利用だと言われてるとおり「乗り換えなし」の便利さは魅力でしょう。

寝過ごしたらとんでもないところまで連れて行かれますが(笑)。
それはともかく、渋谷・新宿・池袋をカバーできるのは便利でしょう。

電車によっては、縁が遠かった大宮や川越までカバーするのは、使い方によっては強みになりそう。
さらに東横線とつながれば線路が繋がってる、こっちが相鉄線を遠く思ってたように、縁の遠かった東武線や西武線までカバーすることも可能になるんですよね。

12000型には西武のスイッチと機材スペースがあるみたいだし。
路線は短いけど野望はデカそうだ相鉄線


そんなことを考えつつ、日が落ちそうな頃、横浜から湘南新宿ライナーで帰りました。

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後編の「降りてみた編」では相模大塚の「寄り道」を。
今回と変わって「歩鉄と街歩き」色です。

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季節感を出すために花の写真も撮ってるけど、使うタイミングがないので貼っときます。


読んでいただきありがとうございます。