基本は日帰り・ご近所さんへの旅鉄訪問記

確認より発見が目標の旅鉄と気まぐれ街歩き薄口日記の2本立てですよ〜

成田スカイアクセス線の唯一の途中駅・成田湯川

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こんばんは。更新間隔が空いてしまいました。
最近、趣味系の内容を親ブログで濃く書き過ぎてしまってるんで、1本書くのにすごく時間がかかるんです。


もともと親ブログは音楽・日常系のブログが前身なので「こんなところがあるよ」的にゆるーく書けばいいのです。
ところが、それがかえって説明の比率が多くなって、ブログが長くなって時間がかかってしまうんです。

あと、一番時間がかかるのは写真。向こうは一度画像ソフトで保存し直して、軽くしなければならないという。


旬のネタ優先で書いていたので後回しになってたお出かけ系。
去年の秋に行った成田スカイアクセス線、唯一の途中駅「成田湯川」に行ったのでした。

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勉強不足というかよく見てなかったせいもありますが、成田スカイアクセス線北総線の終点「印旛日本医大」の後は成田空港第2ビルまで駅がないと思っていました。

東成田のイベントの時、スカイライナーで初乗りをしたせいもありますが。
時刻表の路線図を見て「途中に駅がある。なんのために、いやどんなところだ?」と思ったのが旅の始まりでした。


正直、北海道新幹線の「おくつがる今別」のような感じを期待しましたが、地図で見ると成田市の郊外、ニュータウンがありました。JR成田線が交差してましたが、駅はなく一番近いのは「下総松崎」。ここへはなんとか歩けそう。

「スカイライナー」はノンストップなので何が停まるのかと調べると無料の「アクセス特急」。1時間に1〜2本。
しかもスカイアクセス線は成田駅にはいかないので、駅自体の利用価値がわかりません。

今もそうですが、目的地を探す以外は航空写真やグーフルアースは使わないので、かなりの「秘境駅度」を期待しました。
しかし駅の写真はめちゃくちゃ立派。謎。これは次の休日、行ってみるしかない!


アクセス特急」は京急から都営線を通ってスカイアクセス線に入ります。
都営線なら日本橋で乗り換えられると、時刻表を見ないで都営線に乗り換えたら、なんと30分待ち。いきなり出鼻をくじかれました。

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やってきたのは、お馴染みの京成ロングシート車。スカイライナーと違い京成線内も北総線内も主要駅に停車しました。
とはいえ、特急だし線形がいいので、都内を出て北総線に入るとそれなりに快適な走りでした。


スカイライナーほど飛ばしませんが、特急らしい走りで目的の「成田湯川」に到着。
調べた時にはほとんど利用者はいないとありましたが、パラパラと降りる人が。

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思ったより降りる人がいたのでびっくり。

 

ここでスカイアクセス線は単線になるのと、スカイライナーに道を譲るため数分止まりました。
通過線を在来線最速、160キロですっ飛んで行きました。

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AEはスカイライナーです。

 

関係ありませんが、青函トンネルを新幹線が通る前は特急「白鳥」が160キロ出してた記憶があるんですが、新幹線になってからなんでスピードダウンしたのか謎。


寄り道しましたが、駅名標を写真に撮った時初めて気づいたのは、「京成」の路線だということ。てっきり「北総線」の延長だと思っていました。

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ホームから降りるとエントランスがあります。構造は新幹線駅そのものです。
何もないので降りた人はさっさと行ってしまったので、無人の空間と化しています。

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そして1Fに改札、そして券売機。4機つけられるようになってますが、2台のみ。
そして驚くべき運賃表。

「上り・印旛日本医大」まで470円。
「下り・空港第2ビル」まで530円。

あっ、入場券買うの忘れました。

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おそるべきPasmoクラッシャー。チャージが500円以上ないと電車に乗れません。
駅は写真で見て知ってましたが、実際に行ってみると無駄に豪華です。

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整備新幹線の駅よりかなり立派。ターミナル駅並みでしょう。
立派な駅前広場があり、成田駅行きのバスが1時間に3本くらいあります。

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しかし、駅前には店一つありませんが、新しい住宅が立ち並んでました。
店は駅前を通る道の坂を下った交差点にローソンが1軒。

そこは県道との交差点で直進するとニュータウンのようで、角には高校もありました。
そういえば駅に制服の高校生が何人かいました。彼女らが駅のお得意さん?

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駅が無駄に立派なのは。もともと「成田新幹線」になるはずだったからなのでしょうか。
線路に沿って高規格道路「北千葉道路」という高速道路のような道のICがあります。

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遠目に見ると、新幹線と高速道路です。
スペック高すぎ。

そういえば北総線の外側に国道以外に高速道路を作れるスペースが空き地になっていたので、鉄道と高速道路で空港アクセスする野望があったのでしょうか。

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ニュータウンのはずれに無駄に立派な駅がある。というかなりトンデモですが、言われてるほど秘境でもないし、利用者なしでもなかったなあと。
どちらかといえば、発展途上のエリアって感じでした。


今はJR成田線に駅がありませんが、盛り土の形状が将来への含みを感じるような感じでしたし。

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バスで成田に出てしまうのも面白くないし、とはいえニュータウンを散策してもつまらなさそうです。
そんなわけで変化がありそうな感じの山側を歩いて見ることに。

JR成田線の「下総松崎駅」まで約1.5キロというので、(絶対それ以上遠い)徒歩移動でそちらを目指しました。
ちょうどお昼だったので、グーグルさんで食事のできるところを探したら、そ丘の上によさげな店があったし。


まっすぐの「中央通り」から県道で丘の方、「下総松崎駅」へ向かうと、人工の産物しかない成田湯川の周りとまったく逆の「日本のふるさと」があったのです。


旅要素の高まる後半に続きます。

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この写真は東北ではありません。


今回も読んでいただきありがとうございます。