こんばんは。実は今年になって1本も書いてなかったのを日付を気づきました。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
去年の最後の方の記事はリメイクを続けてました。しかし、去年の最後に書いたように意外に手間と時間がかかるのでした。
このまま連載を続けていると、それだけで何ヶ月も続く状態になりそう。
なので、連載は何度かに分けて、今までのように書き下ろし記事をメインにするようダイヤ改正をすることにしました。
こちらも記事化してないものが多数たまってしまったので。
どこで運転見合わせになってるかと思えば、なんと金沢旅行の最後の方ではありませんか。
そこで今年1本目は、ミッションをクリアできなくて消化不良に終わった「トンネル駅・筒石駅」を再訪した時から始めようと思います。
2019年の初訪問時、列車時刻の都合で駅しか見ることができなかった、筒石駅。
2020年に充分な時間を割り当てて再訪しました。
その1年の間に、上越線「土合駅」が大幅にトンネル内や元駅事務室を使って観光の拠点のようにカフェができたりと、観光施設化してしまいました。
場所を考えると、それもありだと思います。もともと観光地のような感じになっていたので。
しかし、「筒石駅」は逆に時が止まっていたかのように、初訪問時とまったく変わっていませんでした。
なのでディテールは
の記事に任せて、家屋に特徴のある集落を。
小さいけど近代的な漁港を持つ集落。海岸線にR8が通っているので少し高いところに集落がありました。
独特の建築の集落は、駅の案内板にある「糸魚川世界ジオパーク」の見所の一つです。
車が入れないような路地を入った先にあった筒石集落独特の家屋。
林立するような圧巻の木造3階建!
まさか、こんなすごいのが無名の集落にあったとはという感じです。
案内板に載ってるとはいえ、そこまで見に観光客はいないようで(当たり前か)、写真をとったりしてたからほとんど不審者を見るような雰囲気が痛かったです。
その住宅の上に、海岸の崖に沿って単線時代の北陸本線が通っていたとのこと。
その廃線跡は総延長32kmの「糸魚川ジオパーク・サイクリングロード」として県道の歩行者用道路になってます。
(コース図と見所は糸魚川町のサイトでダウンロードできます)
現在の駅から降ってきた道とぶつかるあたりが広くなっていたので、駅跡ではと思いますがその類の表示がないので謎です。
しかし面白いのは道路が2本並行してるところは、車道が町道、歩道が県道というところ。
廃線跡を整備して歩道にしてあるので、国道より高いところを通っているので日本海の眺めは素晴らしいです。
現在ほとんどトンネルの、直江津ー糸魚川ー泊は自然災害の脅威と隣り合わせの代わりに、車窓はさぞ素晴らしかったことでしょう。
集落を抜けると半端な場所に出てしまったので、一つ前の「名立駅」までそのサイクリングロードを歩いていくことにしました。橋台などはレンガ積みの当時のものを使っていたりと廃線跡歩きとしては遺構も多く興味深いです。
この先「2020・名立駅編」はこの時の旅シリーズで。
2019年の金沢旅行では、あと一つ「ホームを降りたらそこは日本海」で有名になった「青海川駅」で途中下車しました。
次回はそちらの方を。
時間軸が前後した上、「乗り鉄もの」じゃなくてすいません。
今回も読んでいただきありがとうございます。