こんばんは。ここのブログ記事の整理をしていたら、なんとなんと、去年の金沢への連休旅行の記事がないではありませんか。
鬼怒川や上越国境駅巡りはあるのに。初めての北陸なのにこれはもったいない。
それもありますが、今年の夏休みの旅行にも絡んでくるので、その旅の中から「旅鉄要素」の部分を書きたいと思います。
今年もそうですが、いつも予定を決めるのが遅くてホテルは軒並み満員。
連休の前日しか空いてませんでした。仕方がないので「0日目」を導入することに。
こういう時は夜行列車が便利なのですが、なくなったのが惜しいです。
しかし、金沢なら新幹線で2時間半くらい。
しかも北陸新幹線はほとんどトンネルなので車窓を気にすることもないか。
そんなこんなで、会社が終わった足で東京駅から出発することになりました。
中1日をフリータイムにしたので、北陸鉄道の鉄道線とバス、それぞれの1日フリー切符を買いました。
まずはお初の北陸鉄道(北鉄)鉄道線コンプリートするために、金沢駅に隣接してる「北鉄金沢駅」へ。
北陸鉄道浅野川線踏破のために「内灘」を目指しました。
あまり話題にならない地味な私鉄ですが、実は高いポテンシャルがあるとはこの時は思いませんでした。
なんと北鉄金沢駅は金沢駅の地下。
地下鉄区間があったんですよ、お兄さん。
電車は再会の、元京王井の頭線の電車。
学生時代利用した懐かしい電車でした。
発車して程なく地上に出ると、すぐ次の駅「七ツ屋」。
市街地を出ると、浅野川に付かず離れずでのんびり走ります。
駅間が短いので、金沢の市内電車という感じでした。
一番の見せどころは、終点「内灘」の一つ前の「粟が崎」手前の大野川を渡る橋梁。
自転車並みの超スローで渡るところはなかなかの見せ所だと思います。
駅を出ると「金沢のベッドタウン」という感じでした。
すぐ戻るのも面白くないので、15分くらいのところに夏は海水浴場になる内灘海岸があるというので日本海を見に行きました。
mapでは駅を出てまっすぐ海岸を目指せばいいような感じ。
しかし、実際には長い上り坂で丘の上に。自動車専用道の高規格道路が。
そこからは下り坂。
帰りに標高を測ってみましたが、高いところで約30mでした。ちなみに海岸に入るところは3m。
ふと、三陸の津波が最大で30mだったことを思い出しました。
海岸に沿って続くこの砂丘は天然の防波堤で、丘より海岸の方に住むのは好ましくないのではと。そんなことを考えました。
西湘バイパスのような有料道路をくぐると広い海岸。なんと波打ち際に車が停まってました。
海岸を車で走れる「なぎさドライブウェイ」がありますが、確かに踏み固められたところは土を固めたように固いです。
白い砂もさることながら粒子が非常に細かいので、そうなるのでしょうか。
しかし、固まってないところは非常に柔らかく、足を取られまくりで非常に歩きにくかったです。
サーファーが多い広い砂浜は気持ちよく、青い海と波の音を聞いてるとずっとここにいたい気分。
ここはかなりいいポイントだと思います。きてよかったと思いました。
戻りは橋梁が圧巻だったので、歩いてもいくらでもない「粟ケ崎」から戻りました。
この駅がいい感じに絵になるのです。
次は北陸鉄道のもう一つの路線「石川線」へ。
この路線の終点が予想外のサプライズなのでした。
地味な路線でしたが、読んでいただきありがとうございます。