江古田から始まった西武の輸入小型SLの軌跡
こんばんは。前回の「旧西武安比奈線跡」からもう20日近くになってしまいました。早い。
次は何にしようかと考えた時、ちょうどいい題材があったので簡単にまとめたいと思います。
なぜかといえば、掘り下げると「旧陸軍鉄道連隊の話」になり深海のように深いのです。
なので旧西武に関係ある部分だけを記すことにしました。
今のところに引っ越してきて、何があるか周りをよく散歩してました。
その時、大江戸線の新江古田駅近くのビルの軒下になぜか小型SLが。
説明が書いてあったのを読むと、元鉄道連隊ー西武安比奈線と働いて、ユネスコ村の隅に置いてあったと。
へえ〜という感じでしたが、それが物語の始まりでした。
鉄道の建設や敵の輸送路の破壊は、工兵隊の仕事だと思ってました。
しかし陸軍に鉄道に特化した鉄道連隊があったなんて知りませんでした。
あの「泰緬鉄道」も鉄道連隊の仕事だと。へえ〜です。
その後、千葉公園に旧鉄道連隊の訓練用トンネルと橋脚があるというので、見に行くついでに千葉モノレールをコンプリートしようと千葉に出かけました。
実は千葉公園は旧鉄道連隊の演習場だったらしいです。
訓練用のトンネルポータルや橋脚を見て、千葉モノレールを完乗。
その計画段階で調べたところ、千葉モノレールは鉄道連隊の敷いた廃線跡が使われていると。
その時、元々鉄道連隊演習線だった新京成をめぐる大人の事情も知りました。
その時に津田沼駅前に、江古田にあったSLの同僚が展示してあり、千葉工業大学の裏門が連隊宿舎の門だと知りました。
乗ることもない京成千葉線で京成津田沼へ向かうと、児童公園のようなところの隅に眠っていました。
また千葉工業大学はすぐ近くで、美しいレンガの門を見ました。
実は津田沼から廃線跡が歩行者用道路になっていて、当時の境界杭が埋まってるそうです。
あと千葉大学構内に煉瓦造りが美しい「旧鉄道連隊材料廠」があります。
また、鎌ヶ谷に橋脚が残っています。一見、大袈裟なくらい立派ですが、地形に詳しければこれくらいの規模の高架橋が必要なことがわかります。
旧陸軍鉄道連隊については、ネットに詳しいことがいくつもありますので興味のある方は。
今回は駆け足でしたが、読んでいただきありがとうございます。