「東浅川駅跡」歴史に埋もれた皇室専用駅
こんばんは。更新をまめにと言いながらどうしても開いてしまいます。
今年は天気が「休日クラッシャー」のおかげで、前日の予報さえもあてにならないので、困ってます。
去年、予約して出かけて、ことごとく雨にやられたという痛い思い出で弱気です。
全然違う話で始まってしまいましたが、今回は「知る人ぞ知る」廃駅。
中央本線の八王子の先にあった、「東浅川駅跡」。
中央線にそんな駅あったっけと思う人が多いと思います。
地図で見ればわかりますが、「多摩御陵」(今は武蔵陵と呼ぶそうです)への道がR20が交差した先に「陵南会館」とある施設が中央線ぞいにあります。
その敷地です。実際は八王子市の駐車場になってますが。
「駅があった」といっても知る人は地元の人か、相当詳しい人でしょう。
私も京王御稜線跡に行ってみようと下調べするまで知りませんでした。
「東浅川駅」は昭和天皇や皇室の方々が多摩御陵に参拝にいくための臨時駅だったのです。
立派な駅舎があったそうですが、原宿の「宮廷ホーム」同様、一般人のための駅ではありませんでした。
しかし、だんだんと使用する機会が減り、廃止に。敷地は八王子市に払い下げられました。
そして、過激派によって駅舎が爆破・焼失させられてしまったのでした。
詳しくは、
原宿駅のような、複線の線路の手前にかろうじて1線の線路があったかなという隙間があります。
広い敷地と合わせて、駅があったと思えばあったんでしょうという感じです。
ここからの1本道が武蔵陵まで続いています。
鉄道遺産であり、「教科書に載ってない近・現代史」の歴史遺産なので興味のある方は。
ちなみにR20のイチョウ並木は距離が長いので、紅葉するととてもキレイです。
今回も読んでいただきありがとうございます。