こんばんは。すっかり更新してないなと思って日付を見てみたら、なんと今月は一度もしてないではありませんか。
去年の傾向的に、「この駅あの街」的な、街散策が中心になって、旅鉄物としては使いづらいのばかりなのでした。
といっても、なかなか遠くに行きたいけど行けない現状。
冬は苦手でして。
そんなわけで前後編になりますが、ここが気になるシリーズから。
「鉄道物だけど鉄道に乗らない話(移動にはのりましたが)」を。
でも、どっちかといえば道や地図好き向けの色合いが。
ヨッキれんさん(廃道探索の大御所)のHPにある
「小ネタ」ところに驚くべき案件が。
なんと、西荻窪ー吉祥寺間の中央線の高架区間、しかも住宅街の中に
建設中の「東京外環道」をオーバーパスするガーダー橋があると。
中央線の三鷹までの複々線化ってかなり前なのに、
すでに計画は具体化してたのかと。
確かに実際に行った写真には、湾岸線くらいの桁の長さのガーダー橋が。
ここは何十回と電車で通っているけど.
知らなかった〜。
これは自分でも見てみたい。西荻ならちょっとした隙間時間があれば見にいけるし.
とりあえず地図で確認。
同時に外観のことをググって調べてみました。
そしたら、ちょっとまてよ。中央線に準備工事がしてあるってことは、他にもこんなところがあるはず。
ルート図をダウンロードして、Googleさんの航空写真に合わせてみましたが、
今のところ完全に工事をしてるのはJCTのところのみ。
トンネルルート上になってるところもまったく手付かずです。「らしい」どころかこの住宅街からどうやって用地を作るんだという。
今は調布で陥没事故があったので、大がかりな工事はストップしたままです。
見に行くなら早いほうがいいなあと。
そしたら意外に早く行く機会が。
ちょうど受診日。1日休みを取ったので空いた午後に、3年ぶりくらいに西荻窪に降り立ちました。
予め地図で調べて、線路に沿って歩いていくとテニスコートと本宿小学校があり橋梁はそのあたり。
地図では途中回り道をしなければなりませんが、高架下の駐車場を地元の人が当たり前に通路として使っていたのでコンプライアンス的には大丈夫でしょう。
駐車場の中を歩いていくと写真で見た高架橋が鉄のガーダー橋に。
そして銘板には、
まあ、知らなくて当たり前だし電車に乗ってれば高架の構造なんてわかりませんから。
建設が昭和40年。まだ生まれる前です。
都市計画されたのはその前と考えられるので、なんで後回しになったのでしょう。
昭和40年くらいなら、今のように住宅で埋まっておらず辺りは田畑が多かったと考えられます。
今に比べて用地取得も楽だったはずです。
参考までに環七を読んでみたら、東京オリンピックのために建設を後回しにされたようです。
放射道路優先はその頃からのようで。
外環も同じでしょうか。昔、サービスエリアで無料で貰えた地図に「基本計画路線」となってました。
この辺の新しい家とかどうなってしまうのでしょうか。
ちょうど吉祥寺との中間点。
どっちにいっても同じなので、吉祥寺に出ました。
そのまま駐車場の中を。
JR各地にある用地有効活用。駅のすぐそばだから儲かってそう。